中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

ロケハン

 月曜日、上海は晴れ、気温は34度でまた暑さが戻ってきた。台風一過の上海晴れ?って感じだろうか(結局台風は日本に行ってしまったので上海は通らなかったが…)

 朝一で息子を小学校まで送り、その後ガーデンホテルのジムのプールで一泳ぎして大浴場に浸かってから出社。一通りデスクワークをした後、午後 5時頃に同僚と一緒に会社を出て某レストランへ。今後年末に向けて色々と日本からのお客様が増えるので、新しいお店や観光スポット等を予め調べてチェックするのも我々にとってはダイジな仕事なのだ。
 ココは少人数だと良い感じの個室である。

 まずはドライアイスに包まれた冷菜から。絵的に美しいし味も悪くない。

 そしてちょっと季節は早いが今年初の上海蟹を食してみる。

 多分ゆでた後に紹興酒?かな?に浸しておいたのだろうか…非常に独特の美味しさがあった。これヤバイ!超美味しい!上海蟹は接待のたびに食べさせられるから、もうすっかり飽きてしまって魅力を感じなくなってしまったのだが、ココの蟹はマジで非常に美味しかった。コレ新しいわ。日本人の味覚的には絶対好きになる味だ。素晴らしい!
 定番の小籠包も頂く。こういうシンプルな料理が美味しい店は『当たり』が多いので、チェック時には必ず頼むのだが、これもまた絶品だった。

 いやぁ…凄い穴場だが、この店は『有り』だな。他にも色々食べたがどれもカナリハイレベルの美味しさだった。さすがウチのスタッフ!良い店を見つけた。タレントさん等の接待で使う予定なので敢えて店名は書かないが(笑)
 その後も数軒回ってロケハン。そして最後は外滩観光で車を止める場所等の確認。単なる観光ばかりじゃ毎回同じなので、今日はちょっと観光船に乗ってみた。ワタクシ 14年近く上海に住んでいるがこの船に乗るのは実は初めてだったりする。
 波止場から乗船。

 黄浦江って要するに『川』なので、もっと小さな船を想像していたのだが、中型のフェリーくらいの大きさがある。そしてノッソリと出港。

 船の上から見る东方明珠タワーは結構な迫力がある。

 外滩(バンド)の夜景も、イツモと違う角度から見ると新鮮。

 でも無音で静か〜に近付いてくるこういう船が何気に不気味なんだよなぁ…結構なトラフィック量が有るのに、ほぼ無灯火に近い状態で過積載で運行している船が結構多いから一瞬焦る。きっとレーダーとか積んでいるから周りの船の位置関係は分かっているんだろうけど、もし仮に目視だけだったら…って考えると超怖い。船って直ぐに曲がれないし止まれないし、そもそもバックミラーとか無いから後ろの状態サッパリ分からないじゃん?

 とは言え外滩はガスった上海の気候とも相まって良い感じにブラーというかフォグエフェクトがかかって凄く幻想的に見え、やはり美しかった。

 約45分間のクルーズは想像していたよりずっと楽しめたので、時間的余裕があったら接待にも使えそうだ。帰りに船を撮ってみた。結構デカいな。

 なかなかベタな演出では有るが、外滩に何度か来ているお客様には良い提案かもしれない(一人120元は若干高い気がしたが、こんなに長いこと住んでるワタクシ自身、乗ってみたらソコソコ楽しかったので)
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