中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

それぞれの人生

 金曜日、上海は曇りのち晴れ、気温は 25度。

 朝 6時に自然起床。ちょっと時計の針を見間違えて 7時のつもりでフツーにベッドから起き上がってトイレ言って顔洗って、「あれ?何で目覚ましが鳴らなかったんだろう?」と携帯を覗き込んで、今が 6時であることに気づいたオマヌケなワタクシ。

 既に脳のエンジンがかかってしまったのでイマサラ二度寝なんかできないし、仕方なくそのまま起きる事に。

 ま、朝ノンビリできるのは良い事だ。
 しかし家族を起こさない様にコソコソとPC入れてテキトーにネットサーフしてただけで、あっという間に1時間が過ぎ去ってしまった。え〜?まじか!?(呆) 昔は 1時間なんてスゴーく長く感じたのに、今やほんと『一瞬』である。

 もし『時間』という概念が昔も今も全く変化していないのだとしたら、やはり身体の性能が落ちてきたんだろうな、きっと。だから同じ時間内で処理できる事柄(思考)の絶対量が減ってきてるから時間の流れ自体が相対的に早く感じるのだと思う。

 いやはや、これから 60歳 70歳 になったら、ほんとどーなっちゃうんだろ? 考えただけで卒倒しそうになるわ。このままスローダウンして、目覚めたら死んでた…というのが一番シアワセかもね。(死んでたら目覚めないケド)

 さて、午前 8時半には家を出て、約 1時間の通勤の後はフツーにお仕事。

 毎週金曜は色々と提出しなきゃイケナイ書類が多いのに会議が多くて泣ける。結局自分の作業を開始できるのが 18時くらいからなので、気付けばあっという間に 22時近くなっていた。まーったくもう。ほんと呆れるわ。

 そそくさと荷物をまとめて、机の上を整理整頓。今週末にまた広州に戻るので、上海オフィスに出社するのは今日が最後なのだよ。
 てなワケですっかり 22時である。

 帰りにエレベーターを待っていたら小窓の外から色々と叫ぶ声が聞こえたので何かと思って覗いてみたら、外でサッカーをやっていた。

 へ〜、こんな時間でもナイター?じゃないけど練習できるグラウンドが有ったんだね。2週間も通ってて全然知らなかったよ。

 っつーかサ、片やこーんなに毎日、馬車馬の様にヘトヘトになるまで働いてるオッサンも居れば、こんな風にアフターファイブに自分の好きなスポーツで汗を流してる人も居るんだよね。世の中不公平だぜ!まーったく(怒)

 ま、自分で選んだ道だから仕方ないけどさ、やっぱり今の仕事は『騙された感』があるよ。入社時の条件とハナシが全然違うもの…。
 でも人生なんてソンナモンかもね。 甘いハナシなんて世の中絶対無いッツーコトだ。 寧ろ 56歳でフツーに(量は異常だが)仕事が有ってマトモに給料貰えてるだけでも感謝しなきゃ!? って事ですかね(泣)

 さて!地下鉄とチャリンコを乗り継いで帰宅した後は、先日タオバオで購入した荷物が届いていたので確認。
 すると 2本買った筈のガムテが 1本しか届いてなかったので直ぐにクレームを入れたのは言うまでもない。

 荷物自体に、そもそも 1本しか入ってなかった事が判る様に写真を撮るのは中々難しいが、ちゃんと頑張って相手を説得しなければ(笑)

 なにせ『赤テラ』なのだよ。テラオカのガムテープは中国では一本 800円くらいするから、これはクレーム入れずには居られない。あはは。

 その後は、ビール片手に残務を行なって、午前 0時半まで。
 上海に戻ってきても仕事のペースは変わりませんな。。。ま、家族と喋れる分、面白いけどな。
 …っつーか、誰かに愚痴れるっつーのは精神衛生上とても良いね。単なるボヤきでも、聞いてくれる人が居るだけで救われるから不思議だ。家族ってありがたい。(ま、愚痴を聞かされる方はタマったモンじゃないだろうがw)

 午前 1時半就寝。
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