中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

中秋節にライブ鑑賞

 金曜日、上海は曇り時々雨、気温は 29度。

 朝 8時半に自然起床、やっぱり不思議と上海の自宅の方がよく眠れる。一体何が違うのだ?ベッドの固さかな?よくわからんが。
 今日は中国では『中秋节』の祝日である。いわゆる『中秋の名月』ですな。牡羊座の満月なので、とりあえず例のムーンフェイズ付きの時計を見てお月さまの位置を確認。

 おおお!ちゃんと満月じゃないか。何だか時計の『顔』が違って見えるから面白い。ちょっと素敵。

 午前中~お昼までは家族3人でダラダラして、午後には月餅なんか食べちゃったりして。

 中国では中秋節に月餅を送りあう習慣があるのだ。家族で食べる?習わしみたいなものだなw

 午後、宅配が届いたので喜び勇んで開けて中を確認。先日不良品だった交換メモリの代替品である。業者さんと交渉して広州ではなく上海の自宅まで送ってもらったのだが、正直届くまで心配だったのだよ。

 DDR5-5600の 32G!確かに見た目は問題ない。

 そして早速、PCの裏蓋を開けてメモリ交換作業にいそしむ。今は、前回OKだった 32G-5600と元々付いていた 16G-4800で変則的な構成の 48Gで使っていたののだよ。同じ速度&同じ容量のメモリを並列に繋がないと速度が出ない事は重々承知していたのだが、速度より量?じゃないが、現在の開発環境だとメモリ不足が深刻なので仕方なく…ね。

 まずはこれらを全部とっぱらって、新しく到着したメモリを 1枚だけ差して起動実験。
 祈る様な気持ちでBIOS画面が出るのを待つ。メモリ交換した後は、セルフチェック機能が入るので、最初の画面が出るまで結構時間がかかるから、ホント緊張の一瞬である。

 無事に起動を確認できたので、CPU-Zで内容を確認。ヲシ!問題ない!!! いやぁ…良かった。最初不良品を掴まされた時はどうしようかと思ったが、無事に元々もくろんでいた DDR5-5600 x 64G という構成に晴れて昇華できたワケだ。ふふふ。実に嬉しい。

 その後はフル実装した状態でメモリテストを2回ほどかけて、問題ないことを確認し、そこからガシガシとお仕事である。

 あっという間に 19時になってしまったので、慌てて髭剃って出かける事に。
 今日は上海の老舗ライブハウス『育音堂』に向かった。今日はワタクシが以前所属していたバンド『恶魔工人』のライブがココで行われるので招待されていたのだ。

 いやぁ…懐かしい! やっぱりココ好きだわ。

 去年までフツーに定期的に出演していたのに、今や何だかヨソヨソしく感じる程である。時間の流れは残酷ですなw

 まずはワタクシの後釜の新ドラマーを迎えて活動を続けている恶魔工人の演奏から。

 懐かしい曲ばかりでちょっとウルっと来たw ステージの下から観るのは初めてなのでちょっと新鮮。

 そしてせっかくなので対バンの MAMAHUHU も少し観る。ココのドラマーも知り合いなので開始前にちょっと世間話したのだが、実は彼らは来月なんと日本に行って演奏するらしい!スゲーな。飛ぶ鳥を落とす勢い? 中々気合が入っている。とても良い演奏だった。

 その後は『恶魔工人』のメンバーと、あとは古い友人らも一緒に火鍋へGo! ワタクシが上海に帰省するので敢えて通常の打ち上げにはせず『プライベートで』小さく開催してくれたのだ。ありがたや~。

 初めて見る白ビール。

 泡は少な目だが中々美味しかった。っつーか何故かメッチャ酔うので、なんでかと思って確認したら度数が 4.5%近くもあった。なるほどね。こりゃ良いわw

 そんな感じでメンバー達と午前 1時過ぎまで色々おしゃべり。

 実に楽しい中秋節だった。やっぱり上海は仲間が沢山居るので楽しい。
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