中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

一足お先に上海に戻る

 日曜日、浙江省某所は快晴、気温は 14度。実に暖かい一日。

 朝 7時に酷い寝汗で目覚めた。 昨夜もマトモに眠れてるんだか否か全くわからない、浅い夢を見ては目覚める…というのを何度も繰り返したので、全然『眠った』気がしない。
 ただ、今朝の恐ろしい寝汗の後に Tシャツを着替えたら、身体のダルさは残っているものの、今まで頭の中に霧がかかってた様な感じがスッと消えてる気がしたので、思わず体温を測ってみたらシッカリ熱は下がっていた。Yeah!

 これで少しはマトモに思考できる様になるし、何より身体を動かせる様になるので、ちょっと悩んだが妻と相談してやはり上海戻りのチケットの日程を繰り上げて今日一人で先に帰る事にした。いや、動けるときに動いておかないと、またブリ返したらシャレにならないし、何よりやはり上海の方が(ワタクシ的には)ゆっくり休めるのだよ。。。

 そんなワケで、午前中に行われた、この土地の神様に対するお参り的なイベントだけ参加。

 やはり中国は『火』と非常に強い関わりが有る様で、なんでもかんでも爆竹を鳴らしたり花火をあげたり、この様に油紙を3つ折りにしたものを燃やしたりしてお参りするのだ。

 そして午後に親戚一同集まってお食事会をした後、皆に詫びを入れつつ午後一の新幹線で帰路につく。

 駅について大体の時間と行き先だけ確認して、开票の時間になったので、改札をぬけて何の気無しに乗ろうと思って驚いた。

 あれ?ワタクシのApp上に記載されてる列車名は G7376と書いてある。しかしこの列車はなんと『合肥』行きなのだよ(驚) 直前に同じホームから出発する『上海』行きの表示に釣られて改札を抜けたので、思わずこっちの列車に乗りそうになったのは言うまでもない。 だって合肥って上海よりずっと西の方なんだぜ? ココ浙江省から向かったら全然方向が違うんだもの。まさかたった 5分差で『わざわざ上海を経由して L字にカーブして合肥に行く列車』が有るなんて、想像だにしなかったのだよ。

 発車時間が迫る中、周りに駅員も誰も見当たらないので、ひたすらAPPを展開して調べまくって、やはり次の『合肥行き』もちゃんと上海を経由することが分かって事なきを得たが、ちょっと冷や汗かいたわ。 だってAPP上にも切符情報として『上海虹橋まで』としか表示されてなくて、この列車の終着駅情報が表示されてない(詳細情報を開いてかなりスクロールしないと現れない)んだもん。びっくりさ。

 正しい列車にのれて、しかもワタクシの席はちゃんと空いていた。あぶねー。一つ前の列車に乗っていたら絶対席がなくて一悶着あったはずだ。いやぁ…いい教訓になった。

 列車内はとても快適で、約 2時間半弱で上海に到着。 いつも感心するのだが、こっちの新幹線は全く揺れないので驚く。 最近日本に帰ってないから分からないが、日本の新幹線より乗り心地が良いじゃないかなぁ? 日本の新幹線って細かい横揺れが何気に有った気がするんだよね。(まぁ遠い昔の記憶なので、今は全然違うのかもしれないけどw)
 あ…むむむ!?!? そういえば 20年くらい日本の新幹線乗ってないじゃんw あはは失礼!! だって日本の新幹線って運賃が高過ぎると思わない?

 地下鉄 10号線で陕西南路に到着したら暴力的な空腹に襲われたので、iapmの地下にある一風堂でラーメン。

 いやぁ…こういうジャンキーな日本式ラーメンが食べたかったんだよ(泣)

 涙しながら食しましたトサ。

 帰宅後は、まだまだ体調が完璧じゃないので早めの就寝。
にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村