中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

やはり日本食が落ち着く

 月曜日、上海は快晴、気温は 18度。とても暖かく感じる一日。

 朝 7時に自然起床。昨日まで身体の節々が痛かったのだが今日はそれも大分緩和された。 まぁ大丈夫だろうとは思ったが念のため改めて熱を測ってみたら 36.5度。 熱は無いが咳はまだ少し出るし鼻水も少々。完治まであと一歩?って感じである。

 やはり上海の自宅が色々と便利で落ち着く。旧正月ゆえ近所の人々も帰省してるのか?実に静かだしね。 食料だけ少し心配していたが、なんの事はない。ちゃんと出前は何から何までフツーに営業していた。

 お昼は『平成屋』からシャケとハンバーグの定食を出前。 上海自宅は比較的都会の方に有るので、なんでも30分以内で熱々のお料理が届くからありがたい。

 平成屋は、何が良い?って『お米が美味しい』事! ワタクシ結構な饿了么APPマニア?なので、便利だし良くコレを使って出前するのだが、結構名のある有名店でも、時間帯によってお米がちょーパサパサだったり、あるいは逆に「これ何時間ジャーに入ってたんだよ?」的なのが出てきたりするのだよ。
 でもその点『平成屋』に関しては何時に頼んでもマトモなごはんが付いてくるからとても良い。たまたまウチの近所の店舗のお米担当がシッカリしてるだけかもしれないけどね(笑)
 お米はまじ重要ですよ!! いっくらおかずが美味しくてもお米がダメだったら台無しだもの。

 てなわけで(写真じゃ全然伝わらないと思うが)本日も美味しく頂きましたトサ。

 午後は溜まりに溜まった仕事を始めたのだが、月曜の割に殆ど全くメールが来ないので、「え?まさか日本って今日休みなの?」と思い思わずネットで調べたらホントに休みだった(苦笑) なんだよぅ。知らなかったよ。
 なんだか急にヤル気が失せたが、とりあえず過去ログを全部チェックして整理して、やりかけだったデータも纏めてアップロードの準備だけして、3時間くらいだけ仕事しておしまいにした。

 そして、重い腰をあげて自宅のPCのメンテナンス兼・修理である。
 <以下は PCやら Macにキョーミ無い方は全然おもろくないハナシですw>

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 最近、自宅のHacintosh(自作Mac)がそろそろOS寿命でヤバい事になっているのだよ。未だに Mojaveだからね。なぜなら Hacintoshはブート領域にパッチを当てて無理やり仮想ハードウェアをエミュレーションして起動させているため、普通にアップデートをかけてしまうと二度と起動しなくなってしまうのだよ。。。
 じゃ、また 1から最新OSをハッキングインストールすりゃ良いじゃん? とも思うのだが、最近疲れちゃってそういうの研究する余裕も気力も全く無いわけ。何より時間が全く無い(苦笑) 最近じゃ面倒な事はお金で解決した方が楽。。。とか考えてしまうダメおやじ状態。 いやぁ…ヤワになったものだ。

 それに林檎さんもおバカじゃ無いので、自前ハードが売れないと困るから最新OSになればなる程どんどんセキュリティーが厳しくなってて、新しい環境を1から再構築するにはまた膨大な英文資料を読まなきゃイケナかったり? またワタクシのこのハード的にも古くてそろそろ限界なので、次は流石に Appleシリコンの吊るしのモデルを買おうと思っているワケさ。あはは。

 ただね、このブログの熱心な読者の方は既にご存知の通り、ワタクシ現在は広州に拉致されて単身赴任の身だし(今年から月の半分は上海に戻れる…とは言え)今はガッツリ『開発』業務で、仕事は Unreal Engineがメインなので 100% Windowsなのだよ。

 「じゃ、別に今は上海に Mac環境必要ないじゃん?」ってハナシになるよね?(本人の趣味は別として…ね)

 今までは『作曲・編曲業務』がメインだったから、過去の膨大なワタクシの作品データは全て Mac(しかも8割がた Logic)で作られてるので、コレが必要な時にひらけないと困るワケさ。故に古い作曲環境を上海自宅にはずっと残しているワケ。 そして鍛治職人が道具を手入れする様に暇さえあれば色々と常にアップデートをして次の仕事に備えられる様にセコセコと準備していたワケ。

 たださぁ。。。今後どうなのよ????

 今の仕事を続ける限り、もうきっと作曲の仕事はできないのは目に見えてる。だって社畜だから(悲)

 故に、ここ 1年半くらい上海自宅の Mac環境を「ペンディング」にして放置してきたワケさ。 し・か・し!放置しておけない様な事件が発生しちゃったからさぁ大変。

 実は今年の 1月の上海帰省の際に、息子のPCにグラボを移植する作業をする際に、ケースに RTX-3070が入らなかったが故に、このメイン Macをデュアルブートにして Windows側にしてアレコレ弄くり回していたじゃん? その際に、ちょっとイラン事をしてしまったのだよ。
 今までコッチのマシンのWinは仕事で使っていた関係で HFS-plusと APFSフォーマットのディスクを読み書きする事ができる PARAGON社のプラグインを Win側に入れていたので『もし息子に直接このマシンを使わせる事になった場合 Mac側の領域のデータまで下手に弄られて消されたら嫌だな』と思って、このプラグインを手動で削除したのだよ。

 で、その後もフツーに両方起動していたのでトラブルに気付かなかったのだが、今回の帰省で久々にこの Macを起動してみたら、なななんと! めっちゃ大切なデータディスクの半分くらいのデータが読めなくなってるじゃ無いか!!! ええええ!?(驚)

 一応タイムマシーンがぶら下がっていたので、丸一日かけてバックアップディスクから元に戻したのだが、その時はデュアルブートした Win 側に問題が有ると思ってなかったワケさ。HDDの寿命かもな。。。くらいにしか思ってなかった。
 で、よせば良いものをデュアルブートの winサイドで確認したかった事があって起動して、その際にようやく事の重大さに気づいた。プラグインを消したのにHFS+パーテションになぜかアクセスできるのだよ!!しかも化け文字で(怖)

 「うわー!やっちまった〜」と慌てて mac側にして起動しなおしたら、案の定、さっき開いたディスクは読めなくなっていた。

 ●PARAGON software HFS+ for windows
 このAPP、アンインストールする際はめっちゃ注意が必要です!みなさん気をつけましょう。

 普通にインストールされている状態ならば今まで一度も大きな問題に遭遇した事は無いので、アンインストール時になにか手順が有るのだと思う。通常OS側からアンインストールしてしまったのでこの様な問題が発生した。

 ・・・・・てなわけで壊れたHDDのリカバリーで深夜 2時すぎまで。 再起動の度に読めない領域が広がっていくので、いま起動してる間に、ひたすら全部外付けHDDにバックアップしまくり(慌)

 ファイルシステム・コンバーター系の APPは本当に注意が必要だ。 Mac <-> Win で違う方式でフォーマットされているディスクが、それぞれ直接読み書き出来るととても便利なので今まで頼ってたけど、そもそも異なるインデックス(アロケーション)テーブル系のファイルシステムを、ソフトウェアを介在して『I/Oに割り込んで』無理やり読み書きさせているのだから、めちゃめちゃリスキーだよね。有料 Appだったので完全に信用してたし油断していたよ。
 今後は面倒でも一旦ファイルサーバー経由でコピーを行う事にした。あるいはデータ中継専用の Ex-FATフォーマットの SSDか何か準備した方が 100倍安全だ。

 いやぁ…連休中で良かったよホント。こんなの平日だったら対応できない。
 っつーかサ…やっぱもぅ同一マシンでの macと winのデュアルブートは今後一切止める事にしたよ。正直懲り懲りだ。 自宅の Mac OSマシンは折を見て徐々にアップルシリコンにリプレイスしていこうと思う(今後暫く作曲業務は無いだろうし、無駄にデカいのは嵩張るから、次の mac miniかな。その内すぐに M3載るだろうしね)

 そう固く決心した旧正月連休 5日目の夜。

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