中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

吉蔵にて (2010.04.02)

 ようやく4月に入って最初の一週間が終わった。
…と言ってもたった2日だけだったが。

 とりあえず手に染み付いた技術がある分、全くの丸腰というワケでは無いが、何だか新人の頃を思い出して一々肩に力が入って非常に疲れた。

 午後6時半頃、古い付き合いの先輩に誘われたので、金曜だし仕事を早めに切り上げて2人でちょっと飲みに行く。場所は石门二路×南京西路にある『吉蔵』という日本料理屋である。枝豆に揚げ出し豆腐。やはり日本料理は落ち着く。


 色々と仕事のハナシやら中国産偽物ガジェットの話などでのんびり飲み食いする。先輩は普段あまり飲まないのに今日は何故か機嫌が良い様で焼酎を一人でガンガン飲んでいた。

 さて、4月である。組織変更の怒濤のドサクサに紛れ込んだ形になってしまった感はあるが、まぁどこの世の中にも『組織』となると、多かれ少なかれ『派閥』みたいなモノがあるから面倒臭い。
 私は誰に何を言われても基本的には『どこにも属さない』ヒトなので、特に何とも思わないが、何だかこういう感覚もサラリーマン的で懐かしいなぁ…なんて思った。

 とにかく、私は(10年前と同様に)大局を見失わない様に一歩離れてニュートラルな位置で素直に『お客さんが喜ぶ事』をしたいと思う。それが結果的には企業価値を高める事になるし最終的にはちゃんとグローバルな売り上げにも繋がると信じているからね。
 組織人としては背負ってるものが減った分、チョット気軽になった気がする。良い傾向…なのかな? 良くワカランが。 でもその分プライベートで背負ってるものが増えてるから同じか(笑)