中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

digitalstageの『ID for weblife』と日本料理『清次朗』

 今日は調整の為の一日である。イマイチ天気は冴えなかったが、とりあえず掃除したり洗濯したり、ヤラなきゃイケナイ事を片っ端から片付けて行った。
 その後、趣味で某所のホームページ作成なんかしていたら、どんどんハマって思いのほか時間を喰ってしまった。

 今回は敢えてFLASHを多用したサイトを作ってみようと思い、3〜4年前に購入したまま殆ど使わず放置状態だったdigitalstage社の『id』というソフトを使ってみたのだが、コレが基本的にundoできない酷い仕様で泣けて来た。テンポラリで作って保存…では無く、ワンアクション=即上書き保存されちゃうのだ。DBみたいだ。しかも直感的に判りやすくしようとしてるのだろうが、故に却って判り辛い。しかも痒い所には手が全く届かない。久々にストレスを感じるアプリに出会った。お手軽音楽再生的な用途ならある程度は使えるかもしれないが、それ以外ではチョットあんまりである。

 で、ようやく完成して、一通りチェックした所、Mac環境では問題ないのだが、何とWindowsは、日本語版のWindows上ならばXPでも7でも問題なく表示されるのに、中国語版Windowsでは文字化けしたりBGが表示されなかったり不具合続出である。文字コードをいくら変更しても直らないので、色々と調べてみたらコレは仕様らしい。なんてこったい。

 コッチでは基本的に中国語環境しか無いのだから、コッチの人が見られなければ意味が無い。あ〜あ。無駄に一日潰してしまった。

 気付けば午後7時、腹も減ったので、いつものtaboraに食パンを買いに行くついでに、ラーメンでも食べて来ようと思い黄金城道まで歩いた。

 そして、目についた日本料理に入る。ココは以前失敗した事があるので、普段は絶対入らないのだが、タマに気になって入ってみたくなる不思議な店なのだ。表はこんな感じ。

 で、座ってみると日本人と思われるお客さんが数名。

 メニューを開くと、まず目に飛び込んで来たのがこの文言。

 「とりあいず」か…。1文字違い。おしいな。

 カルパッチュ…も何だかキッチュで格好良さそうだ。

 三文魚ラダサ…。ラダサ? パッと見ると正しそうだが惜しいな。30点!


 …とまぁ、眺めているだけで楽しいヒトトキを過ごせるのだが、とりあえず腹が減っているので生ビールと餃子を頼んだ。

 ん? なぜにレモン?????
 これ、鉄板の上に乗ってるのレモンだよね???
 餃子にレモン。。。しかも小皿には韓国風の辛いタレと、中国式のお酢が入って来た。中々素敵な組み合わせである。恐る恐る餃子にレモンをかけて食べてみた。まるで昔の宝島に連載していた漫画家『なんきん』さんのシュールな漫画みたいなシチュエーションだ。そもそもレモンが鉄板で熱くて持てない…ってどんな?

 口に入れると。。。。。。微妙だった。ひょっとして今日本で流行ってるのかな?コレ。 ヲレが遅れてるだけか?


 そしてメインは『ピリ辛胡麻ラーメン』というのを頼んでみた。

 これはまぁ比較的普通だったのだが、麺が茹で過ぎでブヨブヨ。そしてスープが少し「あんかけ」風でドロっとしており、しかも確かにピリ辛なのだが、どっかで喰った『何か』の味なんだよな。甘辛ではない。確かに辛いのだが、何か全く別の要素が入っている。
 食べながらずーっと「コレ何の味だろう?」と考えつつ首を捻りながら結局全部食べてしまったのだが、最後まで思い出せなかった。

 相変わらずスリリングで楽しい店だった(笑)