中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

広州からお客様

 今日は広州から、知るヒトぞ知る!?その業界ではチョット有名な方がいらっしゃったので友達を介して紹介して頂いた。…というか友人が私を彼に紹介するのが目的だったらしい。彼はいわゆる中国の『成功者』の一人…と言っても過言ではない。

 夕方くらいから某所に集まって色々とビジネスの話をした後は、近所の日本料理でカナリ立派なお刺身を沢山御馳走して頂く。中国では『割り勘』というシステムは殆ど無いので、立場上『客っぽい』立場の人が御馳走して貰えるワケだ。

 食後は彼のリクエストで中国系の KTVへ5人で向かった。KTVというのは所謂日本のキャバクラみたいな店である。ただ、日式の KTVと中式の KTVは似ている様で全然違うのだ。日本系の店というのは日本人が好む様なシステムで成立しているのだが、中国系はイワユル中国人のお金持ちが遊ぶ様な店である。

 本日行ったのは长寿路×武宁路にある『上海东方魅力夜总会』というお店。ココは昔『帝豪』という名前だったのだが、どうやら経営が変わったらしい。ワタクシは接待以外では絶対行かないので超久々に行ったのだが、相変わらず何もかもが豪勢できらびやかで無反省にゴージャスだった。一晩で使うお金も桁外れである。
 部屋は20人以上は入れる様な金ピカで豪華な広い部屋、しかもビリヤード台付きだった。女の子も身長が180cm近い長身のモデル系の美女ばかり。それに彼は何を血迷ったか、イキナリ Ballantine'sの18年モノを4本も入れてしまった。

 コレを例によって中国の習慣に従って、その広州から来た彼が一人で払うのだ(驚)会計時にチラっと横目で見ていた友人が言っていたが、5人分の飲み代+女の子達へのチップを入れて2万元以上(日本円で24万円以上)を払っていたそうな。中国の貨幣価値がだいたい日本の約1/3〜1/4と考えたら恐ろしくなる。しかもたった数時間で…である。いやはやバブルですな。飽いた口が塞がらない。

 写真は午前2時半に店の玄関で激写した友人の某Cさん。「顔だけはやめて」という事らしい(笑)