中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

豪雨の朝とガスった夜

 火曜日である。朝一から激しい雷雨でびっくり。ちょうど通勤時間にコレだけ降られるとサスガに参る。交通も乱れまくっていた。
 例によってズボンを膝上まで捲って、裸足に草履という仕様で出社。出社後に手提げに入れていた靴下と革靴に履き替える。やっぱりコレが一番良い。
 遅れているバスが激混みだったので一台やり過ごしたら次のバスは空いていた。一番後ろに座って窓の外を眺めようとしたら、ハートマークがあった。なんだか可愛い。

 リヤウィンドウから豪雨の様子を撮ろうと思ったら、手前のガラスにピントが合ってしまった(苦笑)洗車機の中に居る様な感じだったので、オートフォーカスじゃ無理だわな。

 仕事は仕事で色々。今日はメールが多い日だった。午後5時くらいだろうか?ようやく雨も止んで、外は良い感じにガスって来た。
 午後7時半頃に仕事を終え、せっかく夜霧も出てる事だし、帰りは歩いて帰る事にした。上海の夜霧は、大好きな『ジョルジョ・デ・キリコ』の描いた絵の様な、シュールレアリスムの世界に通じる瞬間がタマにあって、子供の頃に見た悪夢の様で、結構好きだったりする。

 Leicaの15mm/f1.7は、空の微妙なグラデーションの色味がとても良く表現できて良い。

 歩いていたら無性に腹が減って来たので、南京西路にある『一風堂』で東京醤油ラーメンを頂く。博多ラーメン専門店で東京ラーメンを食べるのは失礼かもしれないが、ココの細麺があまり好きじゃ無いので仕方ない。(東京ラーメンは縮れ麺)コレはそこそこ美味しかった。

 帰りに大胆な信号無視をするリヤカー桃売りおばちゃんが居た。目の前にパトカーが居るのに気付いていないらしい。中々チャレンジャーな方が多い。

 パトカーも注意すらしなかった。一々相手にしない所がまたユルくて良い街だ(笑)