中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

Old Fitzgerald's 1849

 水曜日である。天気は曇り時々雨。気温は相変わらず27~28度くらいで非常に涼しい。どうやら上海には今年は夏が来ないらしい。
 仕事は先週くらいから何もカモが滞ってる感があって少々困っていたのだが、今日になって色々と少しずつ動き出した。星回り?なのかな。良い感じである。

 少々残業して午後8時頃に仕事を終えてからは、カメラマンのマッチーさんと待ち合わせをしていたので B3に向かう。到着してみると、ジジさんと A部さんと3人で美味しそうに食事をされていた。今日は本当は家に食事があったので用事だけ済ませて直ぐに帰って家で食べるつもりだったのだが、皆さんが美味しそうに食べているのを見たら空腹感に負けてしまい、結局一緒にお食事を頂く事にした。

 最近よく思うのだが「オシゴトは何をされてるのですか?」と訊かれると返答に困る事が多い。ワタクシの場合、やってる事が多岐に渡りすぎていて実態が分かり辛いのだ。また同様に、知り合いが別のヒトにワタクシを紹介してくれる様なシチュエーションでも、紹介してくれる方が困っているのが良く分かる(笑)
 今回 A部さんとは初めてお会いしたのだが、紹介してくれる友達が、皆それぞれに違うことを言う(いや、勿論、言ってることは全部正しいんだけど、ある局面のみしか言わない)から、訊く方は明らかに混乱する訳だ。
 別に決して煙に巻いている訳では無いのだが、ちゃんと順序立てて説明しないと『実態の掴めないヘンなヒト』というレッテルを貼られるし、何より相手に対して失礼なので、結局毎回ちゃんと説明する事になるのだが、『スパッ』とシンプルに「何何をやっています!」と言えずにズルズル説明するので非常にキマリが悪い。説明しているウチに何だか凄く『言い訳』をしている気分にすらなる(苦笑)
 何か良い方法は無いもんかねぇ…。名刺見るだけで一発で何やってるか分かるヒトが羨ましい。あ!そっか。読むだけで分かる『言い訳がましい名刺』を作れば良いのか?(笑)

 さて、食後は一人でイツモの YESTERDAYに寄ってみたら、カウンターで N島さんと H水さんが飲んでいたので驚いた。「え?お二人は知り合いなんですか!?!?」と思わず声を上げてしまった。全く違う場所で別々に知り合ったヒト同士が仕事上の繋がりがあったりして、上海は相変わらず面白い街だ。
 色々と先日のドラム教室の発表会の話なんかで盛り上がった後は、暫くしたら某パパが一人でフラッと遊びに来たので、ワタクシは席を外して今度は久々にパパと飲む。
 先日彼が行ってきたイタリアの写真をみせてもらいつつ、パパが棚の中に見たこと無いバーボンを見つけたので折角だから二人で飲んでみる事にした。

 コレ、Old Fizgerald's 1849というバーボン。少々甘めではあるが結構良いカモ!実にバーボンらしいバーボンだ。しかもラベルはマトモなのに意外と安くてびっくり。コレは割らずにチェイサー片手にストレートで飲むのが良いかもね。いやぁ…世の中にはまだまだ知らないお酒が沢山ある。
 中々楽しい夜だった。
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