中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

レゴ

 土曜日である。休日なのに何故か朝一で目覚めてしまい、折角なのでそのまま起きる事にした。少ししたら息子が起きてきたので、お土産のレゴを渡す。大喜びで朝飯前なのにパジャマのままドカッっと広げて作り始める息子。いやはや…『血』ですな(苦笑)

 そしてワタクシは例によってドラム教室の講師があるので温故知新に向かう。本日は急遽お休みのヒトも居た為3コマ。色々と時間をやりくりして、前の方に詰めて早めに上がれる様にした。
 帰りに伊犁路の駅前を通って驚いた。高島屋の巨大な看板が出来ていたのだ。なんじゃこりゃ?今までクールで格好良かったのに台無し?な感じである。

 まぁお客様にアピールしなきゃ意味ないから仕方ないのかな?

 帰宅したら息子がカナリのペースで組み立てていたので、加勢して一緒に作る事にした。ナカナカ楽しい!暫し二人して没頭する(笑)

 完成後に初走行会!いやぁ…感動。


 最近のレゴは凄いのだ。赤外線を使ったワイヤレスリモコンで列車を走らせる事ができるのだが、何が凄いって、単純に on/offで動かすのでは無く、ちゃんと変速できるのだ。
 「何それ?別に大した事無いじゃん?」って言われそうだが、実はレゴってブロックゆえ、細かいプラスティック部品の塊である。コレで作った列車なので3両も繋げば結構な重さになるのだ。コレを乾電池を電源にして(いきなりフルパワーでなく)ユックリな速度から走らせるのは、実はタイヘンな事なのですよ。(きっと誰も褒めてあげないだろうからワタクシが褒める事にする(笑))
 電気はご周知の通り E=IRじゃないが電流を落とさずに高出力のまま電圧を変化させるのは結構な技が必要なワケだ。モーターは起動時『回り始め』にカナリの電力を使うので結構な電流を流さなければ回らない。そりゃ『いきなり』フルパワーかければ回るに決まってるのだが、模型としては味気ない。ゆえに『スロースタート』がキモなのだ(笑)
 しかし、モーターを力強く『ゆっくり』回すのは意外と難しい。例えば可変抵抗器の様なモノで電圧を下げると電圧どころか電流も一気にストンと落ちてしまうので、電流が殆ど流れないからモーターを回す事は非常に難しい。それこそ巨大なセメント抵抗を使ってプリミティブにコイルを巻いモノに(スライダックの様に)接点を動かしていくタイプで無い限り、モーターをゆっくりと回す程の電流は得られないのだ。そんなモノ、乾電池を電源にしたプラスティックの模型に積めるワケが無い。
 では、レゴはどうやっているか?というと、驚くべき事に、どうやらインバーターを搭載しているっぽいのだ。故に走り始めると、ある特定の高い周波数のキーンという音がして、そこから速度を上げる毎にモーター音が上がっていく。つまり実際の電車と同じ様な音がするワケだな。
 いやはや、さすが 21世紀。オモチャもちゃんと進化しているらしい。どうりで高かったワケだ(実はコレ、追加レールも買ったので、15,000円もした(泣)とほほ)
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