中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

バイクのバッテリー交換

 土曜日、関東地方は晴れ。日本出張も大詰め⁉ 今日はオフなので買い出しの一日である。
 例によって愛車のレッツくん(原チャリ)に乗って色々買い物のため一つ向こうの駅に向かった。前回の帰国時に後輪のタイヤ交換をしたのでスコブル快調である。天気も良いし風も暖かいので超気持ち良い。♪もうすぐ春〜るですねぇ♪
 そしてイツモ停める駐輪場にレッツくんを入れ、暫し買い物に勤しむ。
 妻や知人に頼まれていた細々とした化粧品やらを沢山買い込んでバイクに戻ったは良いが、何と!今度はエンジンが掛からなくなってしまった。
 このバイクは元々バッテリーが死にかけているのを知っていたので最近はほぼ100%キックでエンジンをかけていたのだが、今日は荷物も多かったからチョット横着して久々にセルモーターでエンジンを掛けようと思って、つい出来心でセルボタンを押してしまったのだ。我ながらアフォだ。どうやらコレでトドメを刺してしまったらしい(泣)
 普段ならセルは回らなくてもフェールポンプを動かすくらいの電力は残っているモノだが、どうやら完全に干上がってしまったらしく、キーを捻ってもイツモの様にフェールポンプが動いてインジェクターまでガソリンを送る「ジーっ」という音が全くしない。しかもメーターパネルにある『F.I』の警告灯も点滅しながら消えかかってピクピク痙攣してるじゃないか。ブレーキレバーを引いてもテールランプすら点灯しない。あ〜あ。こりゃ多分半分(6V)も残って無いかもしれない。
 インジェクター車の欠点は、ココまでバッテリーが上がると、いくら蹴っても始動不可能になる…って所だな。キャブの車ならスロットルを閉じたまま蹴ってりゃそのウチ掛かるけど(クランクシャフトが回れば機械式ポンプ&噴霧でガソリンはシリンダーまで行くしコンデンサーに多少電気が溜まるからプラグを発火させる事は可能) でも EFIはフェールポンプが電磁式だしインジェクターだって電気無しじゃ噴霧できないから、そもそもシリンダーに混合気が入らない。つまり幾ら蹴っても無駄なのよねん。(たとえプラグが発火しててもガソリンが無きゃ爆発しないもんね)
 そんな訳で、数回キックレバーを蹴ってはみたが案の定ポンプは動かないので早々に諦めて押しながらバイク屋を探す事に。嗚呼…でも今日がオフで良かった。他の日だったらタイヘンだったよホント。
 汗だくになりながらようやくバイク屋発見。ホンダのお店だったけどバッテリーなんて規格モノだし、どうせYUASAかGSなので大丈夫だろう。

 色々と状況説明したら、まぁ予想通りの展開だったのでバッテリーを交換してもらう事になった。

 そしてレッツくんと暫しお別れ。

 新しいバッテリーは電解液を入れてから1時間くらい追加充電したほうが良いらしいので、1時間ほど近くのマクドナルドで時間を潰す。驚いたのは、今マックってコーヒー税込で100円なのね!缶コーヒーより安いじゃん?コレでモト取れるのかねぇ?

 そして約一時間後に取りに行く。コレが交換後のバッテリー。やはりYUASA製だった。

 整備手帳を見たらこのバイクを買ってから 9年も経ってる事に気付いた。もうすぐ10年選手だなんてびっくり。そりゃアチコチ『ガタ』が来るワケだな。しかも 9年間で一度もバッテリー交換をして無かった。こーんなにタマにしか乗らないのに良くこんなに長期間モッたもんだ。
 イマドキのバッテリーは進化してるんだね。
 何はともあれ、バッテリーも新品になって以前よりアイドリングがぐっと安定したし全体的に元気になった感じがする。前回交換したタイヤもまだほぼ新品なので気分的にも新車みたいだ。コレからまだまだ乗りますよ〜!やっぱりエンジンの付いた乗物は楽し〜い!
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