中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

そして上海へ

 金曜日、関東地方は曇り時々小雨。気温は26度くらいで涼しい。
 短かった一時国もおしまい。今日は上海に戻る移動日である。YCATからバスに乗って車窓から横浜の景色を眺めていると、毎回センチメンタルな気分になるから不思議だ。自分は何処から何処に向かっているのだろう?

 13年前に軸足を上海に移してから結構な回数 2つの国を行き来しているのだが、不思議なもので日本を離れる時にだけ一抹の『寂しさ』に似た感情が生まれる。中国から日本に渡る時には発生しない感情。なんだろこれ?『何』に対して生まれるセンチメンタリズムなのか自分でも分からないが…。
 さて、リムジンバスは特に渋滞にもハマらず定刻で成田到着。本日は ANAなので T1南ウィング。


 イミグレーションも結構ガラガラで、あっという間に出国できてしまった。

 暇なのでホットドッグと黒ビールで一休み。明日からの怒濤の PA業務に備えてデータの整理を行う。

 搭乗時間になったのでゲートに向かったら、結構な数の人がいて驚いた。どうやらお昼の便が欠航になったらしく、それの振り替えも混ざっているらしい。ま、台風来てるからねぇ。今はもう風もほとんど全く無いのでフツーに飛んでるが、お昼は結構強かったのかもしれない。
 そしてワタクシの乗った便は、フツーに定刻通りお客様は乗り込んでドアは閉まったものの、一向に出発する気配なし。。。どうやら離陸許可待ちで滑走路前が渋滞しているらしい。そんなこんなで1時間ほど機内で待たされてようやく離陸。 ま、フライト自体は順調で、ウトウトしていたら上海に到着。タクシー乗り場は結構すいていた。

 そして恒例『真夜中のデッドヒート』である。

 昔に比べると交通マナーも良くなってクラクションも殆ど聞こえないし、クルマの乗り心地も大分良くなったので快適だ。思えば、13年前はサスが抜けまくって今にも空中分解しそうなポンコツサンタナで、ホイールバランスがとれていないブルブル揺れるハンドルに運転手が必死にしがみつきながら 120Km/hくらいで、舗装の継ぎ接ぎの凸凹道をジャンプしつつ、周りのクルマに自分の存在をアピールするために常にクラクション鳴らしながら走ってたから、空港からタクシーで帰るのは結構覚悟したものだ(笑)そう思えば素晴らしく進化しているよね。
 さて 9月である。これからまた普段の上海生活、気持ちを入れ替えて頑張ろう!
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