中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

BONEYARDにてリハ

 金曜日、上海は曇り時々雨、気温は26度。最近ず〜っとパッとしない天気が続いている。
 仕事はフツーにデスクワークが中心。10月に深圳と上海の 2会場でそれぞれ 1本ずつライブイベント、そして 11月には 2アーティストで 2本のライブイベント、そして 12月頭にまたライブ 1本、中旬には 2daysの大型イベントが 1本と、これから年末に向けてイベントが目白押しなので何気に確認事項が多くて大変である。イベントの準備が重なると『主語』がダイジで、スタッフ同士で話しを始める際も、『何のイベント』の話なのかをまず確認してから話し始めないと大きなミスに繋がる。
 仕事を終えてからはバンドのリハーサルが有るので地下鉄 1号線の『上海马戏城』に向かう。ツインペダルが有るので荷物が何気に多い。
 気合いを入れすぎてちょっと早めに到着してしまったのでロビーのソファで暫く待つ。

 内側からはローカルの中国人バンドの音が漏れてくるのだが、中々格好良くて暫く聞き入ってしまった。いやぁ…ヤバイね、アレンジしながら練習しているので多分オリジナル曲だと思うのだが、凄くレベルが高い。左のスタジオも右のスタジオもそれぞれジャンルは違うが強烈なオリジナリティが有る。何というか 80年代初頭の日本のインディーズみたいだ。流石に中国語の歌詞までは聞き取れなかったが、音はしっかり『トガって』いるしメリハリが有るので、ジワジワと『来る』モノがある。ココは安いリハスタなのでプロが使ってるとも思えないから、きっとアマチュアなのだろう。凄いなぁホント。知らないウチに日本は完全に追い抜かれてしまったのかもしれない。
 そして我々は別室の一番大きな部屋へ移動。本日のワタクシは DW製のキット。ヘッドは CSだった。アタックが強くロートタムみたいな音がする。

 そして下の写真はウチの愉快なバンドメンバー達。日中混合の才能有るワカモノ達とオリジナル楽曲を作り込む。彼らと一緒に音を出していると忘れていた感覚を思い出して凄く勉強になる。大切な時間。


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