中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

そして深セン

 金曜日、上海は晴れ、気温は見なかったが肌感覚的には昨日と同じ位かな?
 昨夜、必死こいてなんとか某中国向けゲーム楽曲 8曲の作曲業務のうち、最後の 1曲を無事に納品完了!さっぱりした気分で午前2時過ぎに眠り、今朝は6時起床。
 朝 7時に家を出て虹桥空港第二ターミナルに向かった。今日から某著名アーティストの深圳ライブのため、深圳に出張なのだ。第二ターミナルはフロアもトイレも清潔で良い感じ。

 今日は同行者がメチャクチャ体格の良い輩なので、有り難い事に非常口の席をキープできた。いやぁ足下広々!超快適である(嬉)

 中国系航空会社の場合、緊急時に言葉が通じないとシャレにならないので、外国人は(中国人以外は)殆どこの席に座る事は許可されないのだが、チェックインカウンターでフツーに中国語でやりとりしたら、大丈夫って言われてしまったのだ。スゲー。いやはやワタクシ伊達に発音『だけ』は良いらしい(苦笑)
 そして約2時間半で深圳空港到着。相変わらずのハニカム構造。

 しっかし到着して、ジワジワ来る湿度と温度にヤラれまくり。コートなんか着て来るんじゃ無かった。

 そしてタクシーで高速に乗って市内まで移動。高速の出口の料金所でスタッフがおもむろに桶を伸ばしてきた!なにこれ???

 えええ?どこまで伸びるの?

 ここにお金を入れるのか!

 タクシーの運転手に聞いてみたら、どうやら深圳は香港に近い関係で、右ハンドルの車も走れるので、料金所の一番右側のレーンは右ハンドル車用のレーンとなっているらしい。しかし、空いてるレーンが有れば誰だって行きたいのは山々なので、フツーに左ハンドル車(中国標準仕様)の車が来た時用に、こういった桶を使ってお金やチケットのやりとりをしているらしい。なんつーかプリミティブで微笑ましい。
 そして一旦ホテルにチェックインして荷物を置いてから、会場に向かってテック周りの確認。会場外観はこんな感じ。ガンダム世代が喜びそう。


 会場自体は全くもって問題無いのだが、本日(つまり本番前日)のこのタイミングで恐るべき情報を会場側より知らされ、対応に四苦八苦する羽目に陥ってしまった。まさに『the 中国』って感じだが、ピンチはチャンス! いやはや。。。。頼むよホント。胃が痛いぜぃ。
 そして出演者ご一行様が到着されたので、一緒に楽しく中華でお食事会。
 その後は帰りに寄ったコンビニでこんなモノを見つけたので、いま一人で部屋で宴会なう。こりゃもう飲まなきゃヤッてられないっす。

 別に飲んでどうなるワケでも無いのだが、とりあえず今打てる手は全部打ったし、とにかく余計な事を考えたく無いので、酔っ払って早めに寝る事にする。睡眠不足で明日使い物にならないのが一番マズいものね。悩んで考えれば解決する事象ならともかく、悩んでもどうにもならないなら寝た方が良い(笑)
 明日は丸一日大変な日になりそうだが頑張るぞっと!リンカーンじゃないが『意思あるところに道は開ける!』を信じて頑張ろう!
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