中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

打ち合わせ三昧の日

 水曜日、上海は晴れ、気温は 34度。何だかココ最近気温の数値よりも体感温度の高さが尋常では無い。本気でクソ暑い一日だった。
 朝 8時半に家を出て mobikeで南京西路駅まで走り、地下鉄 2号線に乗って娄山关路駅で降り、地下街を歩いて金虹桥へ向かう。朝 10時前はどの店もまだ開店前なので動けるスペースが限られていて铁马(鉄柵)が出ている。

 そしてスタバでイチゴシェイク的な飲み物を飲みながら MCのチカちゃんを待つ。

 その後は 10時より例のダースベイダービル内にある某社にて打ち合わせ。チカちゃんは今や『売れっ子』なので、時間単位でスケジュールが決まっているからマネジメントに気を遣う。打ち合わせも彼女に負担がかからない様に色々とワタクシが逆にお客さんを仕切ってガシガシ進める。最近何だか彼女のマネージャーみたいだな(笑) とりあえず午前中の打ち合わせは 3本。ほぼジャスト 12時前には打ち合わせを終えて次の打ち合わせに送り出して、やっと一息である。
 以前、イベントというのは前準備が 8割、本番は 2割、と書いたかと思うが、その 2割の本番の善し悪しは、実は MCさんの能力で 9割方が決まると(個人的に)思っている。そういう意味でチカちゃんだけは『替えが効かない』存在なのだ。単純に日中バイリンガルな MCさんは結構上手い子は他にも居るのだが、日本人から聞いても日本人の喋る日本語にしか聞こえないし、中国人から聞いても中国人が喋っている中国語にしか聞こえない…という語学力の高さのみならず、しっかり自分の頭で考えて『見に来てくれたお客さんの目線で』イベント全体を進められるヒトは実はカナリ少ない。MCというのは、特にトラブルが発生した時に真価を問われる。彼女は『全体』が見えているので、何か台本に無い事態が発生した際でも(中国では、ほぼ100%発生する)、そんな際に機転を利かせて逆にお客さんの目線で色々と提案してくれるのだ。これに何度助けられた事か…。安心感と信頼はお金じゃ買えない。日本人 MCはギャラが高いとか色々言われる事が多いが、全然そんな事は無い「ココにお金かけなくてドコにかける?」と本気で思う。この才能ならもっと取ってもおかしくないよ。これってホント才能なんだから。
 さて、一人になったら急に腹が減ってきたので金虹桥 B2にあるとんかつ屋『勝政』にてヒレカツ定食 65元。ココのヒレカツ定食(黒豚とか立派なのじゃなくて、無印の一番安いやつ)はとてもコストパフォーマンスが高いと思う。マジで美味しいのでカナリ好き。

 食後は、次の打ち合わせが、また同じ場所で 16時からなのだ。ちょっと中途半端に時間が空いたので少し悩んだが、足りない資料も有ったので一旦会社に戻る事にした。
 一旦戻って 1.5H程デスクワークしてから、またmobikeと地下鉄を乗り継いで金虹桥へ。行ったり来たり。

 16時より、まずワタクシだけの打ち合わせを 1H。そしてその後はウチのスタッフを加えて定例ミーティング。終わったのは 18:30。その後は、今度は 19:00から Takaさん枠の打ち合わせが有るため、PAの M松さんも含めて金虹桥近くの PRONTにて待ち合わせ。そして食事しながら打ち合わせである。旧知の仲なので、悪いがワタクシは先に一杯頂く事にした(笑)

 ここから 3枠分の台本と流れの確認を行って、店を出たのが午後 10時過ぎ。ウチの同僚は会社に戻るらいしがサスガにワタクシは疲れてヘトヘトだったので、そのまま直帰。
 地下鉄 2号線はイツモ激混みなのでウンザリしていたが、この時間帯はサスガに空いていた。なんとなく愛らしい顔にみえるのは疲れているから?カモ(苦笑)

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村