月曜日、上海は晴れ、気温はチョット上がって 27度。台風一過？なのかな？ 一昨日＆昨日の雨とは打って変わって清々しい秋晴れである。
さて、一昨日の土曜日に、ワタクシの携帯に以下のショートメッセージが入っていたので、今日はまずこの対応から。
簡単に言うと『あなた宛ての EMS国際郵便の○○○○番の荷物は、既に上海国際郵便局に届きました。つきましては然るべき処理をして下さい。 処理方法 1：オンライン手続き：WeChatのミニプログラムをインストールして納税処理を行って下さい。2：窓口での手続き：本人の身分証明書の原本とコピーを 2枚持って当該地区の国際郵便局に来て下さい』…といった感じである。
直接行くのは面倒くさいので、WeChatのミニプログラムをインストールしてみたのだが、なんと本人確認が『身份证号码』つまり中国の身分証明書番号のみしか受け付けない仕様になっていて、外国人のパスポート番号では登録できないのだ。。。そんなワケで直接窓口に行かなきゃイケナイらしい。嗚呼…なんて面倒臭いんでしょう。
午前中の営業時間は間に合わなかったので、午後から mobikeに乗って指定の郵便局にでかけたのだが、コレが地図上で見ると一直線に見えるのだが、拡大してみると途中に新幹線の線路が有るため、真っ直ぐ突っ切れない事が判った。しかもこの線路を越える高架が線路と並行に近い角度で斜めに走っていて、非常に緩やかなスロープな為、自転車だと果てしなく遠回りを余儀なくされて凹む。
何だカンダで汗だくになって 40分くらい走ってようやく到着。まーったくもぅ酷い仕打ちだ。。。
まず、受付のヒトに上記ショートメッセージを見せようとしたら、そんなワタクシの態度を完全に無視して一方的にぶっきらぼうに一枚の紙切れを押しつけられた。良くみると『申請書』と書いてあり、自分が記入する部分に赤で印が付いている。なるほど、取り敢えず書かれているままそれに記載して、また受付に持って行ったら、何だか整理番号みたいなモノを発行してくれて、アゴでしゃくって『右奥の窓口で登録処理をしなさい！』的にまたぶっきらぼうに言われる。
不思議なモノで、中国の公務員系の職員は、みな判で押した様に『ぶっきらぼう』なのだ。
とりあえず窓口での受付は成功したらしく、さっきの書類は受領されたかと思ったら、今度はまた違う整理券みたいなモノを貰い「そこの角を左に曲がった部屋で待ちなさい」みたいにぶっきらぼうに言われたので、言われるままちょっとした廊下を渡って奥に行ってみると。。。何だか凄く大勢のヒトが並んでいるじゃないか（驚）
え〜？？？ こんなに沢山待ってるの？？？？
何だか良く判らないので近くに立っていた警備員に訊いてみたら、「前のディスプレイに自分の番号が表示されるまでココで待ちなさい」とぶっきらぼうに言うので仕方無く座って待つ事に。
しっかしコレがまぁ…待てど暮らせど表示されない。多分 1時間くらい待ったと思う。ようやく右上の『納税処理』みたいなエリアにワタクシの番号が表示されたので、表示されてる窓口に行ってみたら「あんたの荷物は商品の定価に対して 20%の輸入関税がかかるので○○○元だよ、どうやって払う？」とぶっきらぼうに宣うじゃないか…。まぁ仕方無いので WeChat Payで支払って（一応キャッシュレスは全部対応しているらしい）また整理番号の紙切れと領収書を貰う。
そして今度は荷物を受け取るエリアでまた 10分ほど待たされて、ようやくゲットする事ができた。
いやぁ…こんな小さな荷物を受け取るのにスゲー苦労したわ。。。
手にした荷物を確認したら、思いっきり開封されていて、中身は、たぶん最初は綺麗だったであろう包装がボロボロに破られて雑にグシャグシャに詰め込まれていた。あ〜あ（凹） ま、開封検査なので仕方無いわな。
この荷物は、実は先般の一時帰国時に米国から取り寄せた荷物なのだが、そもそも米国から 3〜5営業日で届く…と言う、クッソ高い express国際特急便!?みたいなモノ（何なら買った商品と同じくらいの送料）で送付を依頼したにも関わらず、テキサス州オースティンを出た後、何故かシカゴで 5日間も止まってしまい、結局 2週間もかかってようやく日本に届いたモノなのだ。
本来は日本から上海まではハンドキャリーするつもりだったが、そんなワケで日本に届いたのが既にワタクシが出国してしまった後なので、実家の母に頼んで EMSで上海まで送って貰ったワケだが、そしたら挙げ句この仕打ちである。まさかココでまた税関でひっかかる…とはねぇ。何というか、まぁ『一度ケチが付くとずっと引き摺る』という良い例ですな（苦笑）いやはや…フト気付けば 3週間近くかかった挙げ句、商品よりも高い送付費用で手にした事になるわ。
でも『送付されてきたモノ自体』に罪は無いので責めちゃイカン。人一倍アチコチ旅をしてきたので、そんだけ価値が有る！って思わなきゃね。
EMSは『手軽』だし『速い』から軽いキモチで使いがちだけど、X線で変な形に見える（或いは高級品に見える）様な商品は注意が必要だわな。中国の税関を侮っちゃイカンわ。引っかかると超面倒だし、開封検査は汚い手で雑に開けられるので注意が必要！良い教訓になった。
会社に戻ったのはすっかり夕方である。その後はフツーにデスクワーク。明日から同僚が日本出張なので、傾向と対策？じゃないが、資料の最終確認と色々と打ち合わせ。気付けばあっという間に 22:30を過ぎていたので慌てて荷物を纏めて会社を出た。
帰りにジムに寄ろうと思っていたのだが閉館時間に間に合わなかったので、そのまま真っ直ぐ帰宅。今日は一日が早かった〜。
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