中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

時間の流れ方

 今日は珍しく酔ってないし、なーんだか疲れたので、ちょっと個人的な話でもしようかな。内容が暗いので、面倒くさい事がキライな人は今日は読み飛ばして下さい(笑)


 実は、何だか最近…というより(ココ1年くらいかなぁ?)何につけ調子が出なくて、何とも理解できない自分自身の中にある妙な『乖離感』に少々戸惑っている。上手く言えないが。。。

 一見するとエンジンはフツーに回っている様に見えるのだが、全然トルクがかからない感じで、クラッチを繋ぐとアララ…って感じで止まりそうになる。
 今までは、エンジンは正常なのにクラッチが滑っていて、それで空回りして前に進まないと思っていたのだが(というより無意識に『そう思おう』としていたのかもしれないが)、最近気付いたのは、実はクラッチじゃなくて、どうもエンジン自体の出力が落ちてる気がしてきた。
 電圧があっても電流が足りなくてモーターが回らない様な…。
 自分でも戸惑ってしまう程、何につけ『モチベーション』が下がっているのに気付いて凹む。なにコレ?一般的にはこういうのをスランプ?って言うのか? いやいや、単純に色々なストレスで参っているだけだろうか?
 とにかく『ヤル気』自体の全体的な出力レベルが明らかに下がっている。全体的に下がってるので、部分的に見ても気付きにくいが…明らかに下がってるのを実感している。

 しかも困った事に、これが仕事面のみならず、自分の趣味の分野ですらパワー不足を痛感している今日この頃なのだ。(モチベーション的にね)

 単に疲れているだけだろうか? それとも『老い』か?(なぁんて書くと諸先輩方に叱られそうだが…)何れにせよ、今まで目を逸らしていたが、いい加減自分でもこの辺を認めて『ちゃんと向き合わなきゃな』なんて思うワケだ。
 何でヲレ、こんなに『疲れちゃった』んだろう? ホント良くワカラン。


 で、なんでこんな事をイマサラ日記になんか書くまでになったか…というと、実はここ最近『時間の流れ方』と、自分自身の腹時計というか、自分のペースが面白いくらい狂って来たからである。

 とにかく、びっくりするほど時間が経つのが早いのだ。完全に置いてきぼりを喰らってる気分なのだ。

 今、この21世紀を生きてる世界中の人たち全員に訊いて回って確認したい気分なのだが、時間の流れ方ってホントに昔から変わって無いのかなぁ? もし時間の概念自体が変わっていないのならば、それは明らかにワタクシの方に問題があるワケで、それは即ち、自分自身のペースが『昔に比べて遅れ始めている』事を意味するワケだ。
 時間なんて『誰が見ても正しい』単位なんだから、そんなモンを相手にしたら負けるに決まっているのだが…それでも確認したい(笑) 時計のカチコチや、水晶発振器の振動数など、一秒間を区切っているモノの流れは、実は一定じゃなくなっているんじゃないの?なぁんて仮説を立てたくなる。

 今ね、一日がホントびっくりする程「あっ」という間に過ぎて行くのですよ。「正直もうちょっと『ボーッ』とする時間が欲しい…」という欲求が日々高まっているワケで、まぁそれでも老体に鞭打って会社には行き、普通なフリして仕事はするのだが、自分のモチベーションが全く上がらない事で逆にストレスを溜めてる始末。

 精神的には、ストレスの不完全燃焼で上がった排圧でタービン回してインテーク側(思考)の吸気圧力を上げてターボかけてる感じ? 例えどんなに性能が良いブローオフが付いていたとしても、アクセル戻さなきゃ圧力は下がらない。つまりストレスの根源を見つけて断たなきゃイケナイのだが、それって、ワタクシの場合『戦う』か『逃避する』しか無いワケだな。
 で、今のこのモチベーションが落ちてる状況で『戦う』という選択肢をとるワケもなく、故に『逃避』方向に向かってしまう自分がいてまた凹むワケだ。

 形而上的な悩みだーね。ルーピーな思考。メビウスの輪クラインの壷

 しっかし『ストレスを溜めない様に』って良く言うケド、こーんな形無いもので、しかも往々にして『合併症』みたいなモノをそうそう取り除けるワケが無いじゃんね。そもそも見えないんだし。

 あ〜あ。抱えているモノを全て投げ出して、どっか1ヶ月くらい旅行に行きたいなぁ。行った所で何も変わらないんだろうけど、今は『放棄』って言葉が非常にステキに感じる。


 さて、長々と下らない事を書いてしまった。ただの愚痴なので心配はご無用ですw (最近、非常に有り難い事に、色んな方が観て下さるので意外と反響が大きいから気をつけなきゃイカンですね)

 因みに下の写真は例によって本文とは全く関係ない。先日、吴江路で見つけた看板。下の親子が手を繋いでいる標識は、どう見ても手作りだった。交通標識って手作りじゃマズいんじゃね? サスガ中国(笑)