中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

暑い日曜日

 日曜である。昨夜までジトジト曇っていたが、今日は晴れ。しかもあっという間に30度を越えて超暑い! いよいよ我が家の空調もフル稼働の季節がやってきた。
 今日は朝からほぼ丸一日、部屋に引き蘢っていた。天気が良いので洗濯はしたけどね。
 お昼は萬蔵2号店で『ガパオライス』。コレなにげにカナリ好きなので結構な頻度で食べている。

 食後は直ぐに部屋に戻って、色々と来月の花火イベントに関する準備作業をしつつ、片や調査も必要なので YouTubeにて、様々な映像を検索しては観まくった。
 いやぁ…常々感じる事だけど、YouTubeのデータベースはホント素晴らしい。 モチロン中国からはアクセスが規制されてるため裏技を使わなければならないし、速度も日本や周辺諸国に比べたら比較にならない程遅いが、とは言え、ちょっとした音楽や映像系の調べものをする際は、もうコレ無しでは仕事できない?程である。ホント助かるわコレ。

 でもコレだけの映像情報を集める巨大なデータベースをどうやって管理してるのか不思議で仕方無い。一つ一つが映像なのでビッグデータの扱いも複雑だろうし、何よりHDDだって無尽蔵じゃなかろうし、これを無料で運営できるのは一体どういうビジネスモデルなんだろ?実に不思議だ。


 さて午後7時、今、イツモの店の店長が今ちょうど帰省中ゆえ、アルバイトの子達の様子を見に店に顔を出してみたら、ナント!また鍵が開かないらしくバイトの子が門の前で困った顔していたのでビックリ。慌てて店長に電話して状況説明して、色々と言われるままに力一杯回してみたら、やっとの思いで何とか鍵が回ったので開ける事ができた。
 この店のドアは結構固いしっかりとした木で作られているのだが、隙間がギリギリに設計されているので湿度が高い時は木が撓んで開き難いのだ。加え、先般新しく取り付けた2個目の鍵の調子が悪く、中からは回るのだが、外から鍵を使って開ける際に、力一杯回さないと全く回らないので下手すると鍵自体が折れてしまう。コレじゃマズいので、一旦分解して中を見てみた。



 構造は単純だが非常に良く出来ていて、最も最小の部材で最大限の効果を発揮する(つまり開かない)構造になっていた。で、分解して中のパーツを良く見ると、鍵のフックを動かす鉄の板の品質が悪く『バリ』が出ていて、しかも多分ドリル系の工具で作っているのだろう、可動部分が平らじゃなくて少々デコボコしていて、丁度、回し始めの部分でシャフトが小さな出っ張りに引っ掛かってしまうのだ。
 しかもこんな風な状況なのに、内部にグリスの類いが一切塗布されていなく、ザラザラした鉄の表面がザラザラしたシャフトと触れていた。これじゃ動きが固いに決まってるっつーの。
 サスガ場当たり的な中国である。QCって概念が無いのかな? まぁコレきっと手作りだろうし、品質に差があるのはある程度は仕方無い事なんだろうけど、『開かない』鍵を売られても困るわなぁ。(まぁ開きまくるよりは良いが(苦笑))
 とりあえず稼働部分のバリと凸凹をヤスリで削って滑らかにし、しっかりグリスアップしたら、かなりスムースに回る様になった。勿論カギとしての効能は一切犠牲にせず万全である。めでたしメデタシ。