中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

奥古特ビール

 月曜日である。サスガに3日間会社を開けたのでやる事が溜まっていて忙しかった。しかもビザがそろそろ切れるので(7月の札幌本番に間に合わないとイケナイし)早めに手続きすべく、本日『入出境管理局』に行って来て手続きを行って来た。
 上海科技館駅にある『入出境管理局』は相変わらず外国人でごった返していて、整理番号をとったら 60数人待ちだった。こういうのを見ると上海は国際都市なんだなぁ…なんて実感したりして。
 で、待つ事約1時間強、ようやく自分の番がやってきたので書類を持って窓口に行くと、片っ端から書類を眺めて、必要なモノと不必要なモノを振り分け、その後端末を叩いて色々確認した後に、オモムロに「前の会社の離職証明書は?」と聞かれた。
 そもそも離職証明書は1通しか発行してもらえないので、就業証を作る時に労働局に提出してしまっていて、今手元には無いのだ。
 故にその旨説明したのだが、勿論相手は警察である。納得する訳が無い。「コッチでも必要です」「無いなら、再発行してもらうか、あるいはコピーがあればFAXしてもらって下さい」と宣う。
 仕方ないので前の会社の事務の女の子に電話して、コピーが残ってるか確認してもらい、残っていたらFAXしてもらう様に頼み込んだ。幸いにして見つかったから良いものの、入出境管理局のホームページに書いてある『必要書類』の欄にそんな事一言も書いていないのでホント困るよな。このトラップにひっかかる人は大勢居ると思われる。
 その後、また窓口に行って書類を提出したら、「あなた前の会社辞めてからカナリ時間が経ってますね。ちょっと奥の303号室に行って下さい」と言われた。
 あ〜あ、面倒臭い事にならなきゃ良いなぁ…と思いつつも、その部屋に行くと丁度部屋から黒人女性と通訳さんみたいな人が泣きながら出て来た。「うっひゃ〜泣かされる程怒られるのか!?」なぁんてビビりながら部屋に入ると、見るからに警察のエラいさんという風貌の方が2名程テーブルの向こうに座っていて、尋問される様な感じで「何で2ヶ月も遅れたのか?」と聞かれたが、とりあえずワタクシは通訳なんて居ないので中国語で頑張って説明したら、「本当は10日以内に来なきゃ駄目なんだよ!次回から気をつける様に!」と言って、書類にサインをしてくれた。いやぁ…特に酷く怒られなくて良かった。(泣かされるかと思った(笑))

 そしてまたまた窓口に戻って行ったら、今度は何とか全ての書類を受領してもらえた。いやぁ…毎回冷や汗ものだ。聞く所によると 7/1からビザの発給がまた一段と厳しくなるらしいので、今日処理できてホント良かった。(とは言え、まだ受領できてないから油断は禁物だけどね)

 さて、写真は例によって本文とは全く関係ない。本日仕事帰りに購入した缶ビール。青島ビールスペシャルバージョンらしい。飲んでみたけど全然フツーだった。


やっぱりビールは日本のが一番美味しいと思う。