中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

記録が速いSDカード

 火曜日、上海は薄曇りのち小雨。最近サスガに半月以上(あれ?一ヶ月以上かな?)ずっと飲み続きだったので、今日は久々に休肝日にする事にした。今月から息子が幼稚園に行く様になり、何かとストレスが増えたのは事実だったりして何となく酒量が増えてる気がしないでもない(汗)ちょっとは自制しなきゃね。

 さて、写真は先般日本の Amazonで購入して実家経由で上海まで送ってもらったSDカード。
 最近仕事でデジタル一眼を使って Full-HDで録画する機会が多く、つまり 1920 x 1024で高速(1秒間に30枚〜60枚)コマ撮りする様なモノなのだが、インターレースの60fpsのみならずプログレッシブの30fpsで録ったとしても実際のスペック以上に記録速度が必要という事が分かって来た。スペック上はclass 10(つまり10Mbyte/s)ならば OKとされているが、実際は、常にフォーマット直後の『まっさら』な訳じゃなく、使っていれば多少なりとも断片化するので、10Mbyte/sだとコントローラーチップが追い付かないのか、撮った絵を確認するとタマにフレーム落ちしている事があるのだ。
 故にネットで調べて(費用対効果を鑑みつつ)ちょっと速めのカードを購入してみた。

 コレは東芝製の『EXCERIA』ブランドの64GbyteのSD-XCカード。これはType2と言って、このシリーズで上から2番目に速いタイプなのだが、Readが95Mbyte/s、Writeも60Mbyte/s出るらしい。「ホントですか?」と半信半疑で使い始めたが、実際使ってみるとやはりカナリ速い!
 特にUSB3.0搭載の新型 MacBook Air等のSDカードスロットで巨大なファイルの読み込みを行うと如実に違いが分かる。また実際に最大解像度で写真をパカパカ撮っても、その後にカードに書き込み中を示すLEDの点灯速度も一瞬なのでいくらでも連写できてしまう。正直こんなに違うと思ってなかったのでチョット感動。

 しっかし、こんな切手大の薄っぺらいカードに 64Gbyte、つまり 64,000,000,000byteって事は、1Mbyteのフロッピーディスクで 6万4千枚!!分のデータが入っちゃうんだからスゴい時代だよな…ホント。(正確には 1Kbyte=1,024byteですが計算を簡単にする為に端折ってます)
 ひょっとして最近のヒトはフロッピーディスクなんて知らなかったりするのかな…(汗)昔のPCはみんなフロッピーでブートしたんですよ。つまりシステムだって 1Mbyte以下だったのです。(PC9801のメインメモリは640Kだったけど、実際には512Kbyteしか使えなかったなぁ…EMSとかバンク切り替えとか懐かしい。)