中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

FP-910とIchiro'sとケーキ

 土曜日、久々の快晴。気温も少しだけ上がったが風は結構涼しくて清々しい。

 今日は朝から例によってドラム教室の講師。先週の発表会からずっと楽器を置きっ放しだったので、今日は自前のペダルをセットしてみた。写真は年代物の YAMAHA FP-910。よく見るとプレートに『Made in Japan』の文字が(笑)これはベストセラーの FP-720よりも何につけヘヴィーで扱い難いので有名だが、ワタクシはビーターをオリジナルより1サイズ小さい軽めのモノに変更して対応している。
 何より若い頃コレでずっと叩いてた事もあり(完全にコレに慣れてしまった為)自分的には最も良いタイミングで出せるペダルなのだが、実際に普通の人が使うとどうなるのか少々興味があったので、今日は試しに生徒 5人にペダルを変更した事を言わずに叩かせてみた。

 すると、全員特に違和感を感じずに叩いてくれたのだが、スピード感はそれ程損なわれていないのに、やはり明らかにキックの音がデカい。ベルトドライブは撓る感じがあって個人的には好きなのだが、最近は殆ど全てのメーカーがチェーンドライブになってしまったので新品で入手不可能なのが残念だ。
 何というかクルマに例えると、4輪ディスクのブレーキと、前2輪だけディスクで後ろがドラムブレーキのクルマのブレーキペダルを踏んだ時の感覚の違いに似ていると思う。チェーンドライブは4輪ディスクっぽい踏み応え感で、ベルトドライブは前輪ディスク後輪ドラムっぽい踏み応え、と言ったら近いカモしれない。両方とも同様の機能なのだが、踏んだ後の足の裏に感じる感覚が微妙に違う。ベルトは非常に堅い材質なので、決して伸びているワケじゃないのに足の裏に『伸びしろ』みたいなモノを感じるし『撓る(シナる)』感じが有るから実に不思議だ。

 レッスン修了後は知人の Y田さん家のホームパーティにお呼ばれされていたので、タクシーに乗って一旦楽器を家に置いてから歩いて向かった。近所に住んでいるので歩いて行ける所が良い。
 お伺いしたら Y田さんの他に 6名もいてビックリ。はじめましての方々にご挨拶して色々な話題で盛り上がる。
 頂いたこのウヰスキーが非常に美味しくて驚いた。『Ichiro's』と書いてあって、飲んだ感じは非常にシングルモルトっぽいのだが、ラベルをみるとブレンデッドと書いてあった。

 シングル同士をブレンドしているそうな、実に素敵なお酒だ。 感動したのは Y田さんの氷へのこだわり!コレ見て下さい。全く曇りが無い、こんなに大きくてまん丸の氷をご自身で研究して時間をかけて作っているそうな。実に素晴らしい。

 そして、今日は M川さんのお誕生日だったらしく、サプライズで急に明かりを落としてみなで「Happy Birthdat」を合唱。そして蝋燭を吹き消して、皆で美味しくケーキまで頂きました。

 サスガにちょっと食べ過ぎの感は否めないが、お酒も料理もとても美味しく、実にシアワセなヒトトキだった。
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