中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

本番1日目

 いよいよイベント本番当日、6時起きで現場に向かう。今回はイベントというよりはフェスなので、会場もデカいし出演者もサポートする我々もとても多人数である。…とは言えスタッフが 100人も日本から来ているので、技術面では中国スタッフとほぼ半々で協力して運営をしなければならない。
 私はステージ周りの日中間のコミュニケーションを行わなければならないのだが、驚いたのは今回のこのイベントに関わっている日本から来た女性スタッフの多い事!
 照明さんも調光卓のオペレーターさん以外は2人とも若い女性だった。スポットライトは今回、体育館でステージが広いので4灯必要なので、4人で行うのだが、そんな訳で日本人女性2名と中国人男性2名のペアでシュートする。
 ここ数日は仕事が忙しく、貴重品管理も難しい現場ゆえイツモ使ってるカメラは持ち歩いていないから携帯のボケボケの写真しか無いのが恥ずかしいが、まぁ雰囲気だけでも。
左半分の2名と

右半分の2名。

 なんというか、このお姉さん達、超格好良かった。ワタクシもこの業界長いが、複数のスポットライトのコントロールがこうやってクリアカム(インカム)を使って『一人が指揮して全員がそれに従う…』という形態を取っているなんて知らなかった。
 この巨大な大砲の様なスポットライトを、撃つ人や色をや場所を決めてから出演者に向かって一斉に"All Spot - HomePosition - Frame 3 - Standby - Ready - Go!"とか何とか叫んで一斉にシュートする図は、何だかロボットアニメの大砲を撃つシーンみたいで、見ていて萌えた(笑)

 しかしスポットライトの設置できる場所は非常に高い所にあるし、結構体を乗り出す様な形になるので意外と怖い。高所恐怖症の人は出来ない仕事ですな。

 リハの間は上に来て通訳&フォローできたが、本番中はワタクシは基本的に FOHに居なきゃならないので、上のフォローが出来ないため、今日は左耳にクリアカム&右耳にインカムの二刀流で会話を行い、中国人スタッフが間違えた場合のみワタクシが中国語でフォローする…という2重構成で行う事になった。

 いやはや顔が怖いっつ−の。でも両方一度に喋られると、本当に脳が真っ二つになった様な錯覚に陥るから面白い。
 別に面白くないか。

 さて!もう2時過ぎなのに明日もまた6時起き。明日は最終日、頑張りまっす!
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