中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

現実への移動日

 さて、夏休みもおしまい。天国の様な地を後に、本日は上海という現実に戻る日だ。
 飛行機の中で暇だったので魚眼レンズで遊んでみた。

 やはり狭い空間を広く見せるのに向いている。しかし不思議なのは、例えば上の写真だと天井のラゲージスペースの直線部分はそれほど歪んでいないのに、左右下の客席部分がすごく歪んで映る事だ。
 不思議に思って色々と研究してみると、どうも中心から放射状に歪んで曲がるのでは無い事に気付いた。

 被写体との距離のみならず、何よりレンズ面に対する『角度』がカナリ重要なファクターになる様だ。

 普通のフレーミングだと無意識に、写そうとする物体をファインダーの『中心』に来る様に4隅に映り込む物体とのバランスを考えて(バランス良く絵を作ろうとして)フレーミングしてしまうのだが、実は魚眼レンズは、写そうとする物体が『ド』真ん中である必要は殆ど無く(適当に構えても必ず映るので)それよりも周りの景色との距離と角度が重要らしい。カメラ自体の角度を変えて何枚か撮ってみると、一番良いポイントがあったりするんだな。
 まだまだ経験不足ゆえ、自分なりの答えが出せていない所が歯痒いが、こりゃ研究の価値はありそうだ(笑)

 その後、古い007の映画見ていたらあっという間に上海到着。

 いやはや、息苦しい程に空気が悪い。。。イキナリ現実に戻されたのは言うまでもない。今までの数日間は何だったんだろう?

 ま、でもコレがワタクシが選んだ現実『the 上海』 明日から頭を切り替えて頑張るぞっと!
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