中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

浅水湾・武寧路橋・Kindle

 木曜日、上海は曇り時々晴れ。なんだか今日は非常に暖かい日だった。へんなの。
 仕事は来週末のイベントの打ち合わせのため浅水湾の大ホールへ。写真はステージ上からの風景。Q-Hallはとても広くて機材も揃っているので素晴らしい。

 その後はタクシーに乗って移動。武宁路桥の橋桁にある銅像が金色に光っていた。


 仕事を終えてからは色々と思うところあってイツモの店へ。お店の子たちに色々と真面目な人生相談に乗ってもらったりして(笑)中々有意義な時間を過ごした。

 そりゃそうと、最近 Kindle村上龍氏の『すべての男は消耗品である』の全シリーズを1980年代から順に読んでいるのだが、最初の頃は面白かったが、90年代はどうも日本に対する不満ばかりが目についてイマイチ面白くない。ワタクシも海外にずっと住んでいるため、共感できる点も多々あるとは言え、これほどまでに日本に対して嫌悪感はないのだ。
 そんなに嫌なら海外で暮らせば良いのに…とすら思ってしまう。 ま、時代が違うから簡単には言えないんだろうけどね。
 ただ、こういうエッセイって面白いな…と思ったのは、ワタクシが毎日こうやって書いている下らない内容も、著名作家が書けばちょっとしたエッセイになっちゃうワケで、そう思ったら何だか不思議な気分になった。もちろんワタクシの場合、別にそんな高尚なモノじゃないけど、たぶん数年前の書き始めの頃から順に読んでれば、カナリのボリュームになるだろうし、きっと通勤時間の暇つぶしくらいにはなるかもしれない…なんて思うので、インターネットってスゴイなぁ…なんて改めて感じちゃったりして。。。
 …っつーか出版界ってタイヘンな危機なんだろうなぁホント。
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