中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

小学校入学に関する手続きと外灘でのライブ

 金曜日、上海は晴れのち曇り。気温はお昼は20度を越えて暖かかったが、何故かとても風の強い一日だった。風に煽られて街路樹の種子が舞い散って茶色い綿毛をつけたまま雨の様に降ってくるから非常に埃っぽくて、マトモに目を開けられないくらいだった。毎年この時期こういう日があるんだよね。

 さて、今日は仕事を早上がりして、息子の小学校の入学手続きに関する資料集め?というか、色々と細かい問題が発生しているので午後は幼稚園に行ったり公安に行ったりと、あちこち東奔西走した。いやぁ…中々『あちら』を立てれば『こちら』が立たず?という具合で上手く行かない。上海の小学校は入学条件が非常に厳しいのだ。外国人枠である事も相まって敷居が高く、中々条件がクリアできず悶々とした日々を送っている。しかも運の悪い事にワタクシは今ビザの更新中でパスポートの原本が手元に無いため余計ヤヤコシイ。担当者は外国人のビザ更新について詳しくないから、年に一度パスポートを2週間くらい公安(出入境管理局)に預けなきゃイケナイ事すら知ら無い。故にまずそこから説明である。しかし結局『原本が無いと受け付けられません』の一点張り。あ〜あ。
 あちこち回った挙句、また幼稚園に戻って、色々と優しい先生に相談。でも結局 100%確実な方法というのが無いので、まぁ最善を尽くすのみだ。頑張らなきゃね。

 夕方遅くに一旦家に帰り、急ぎの仕事のメールを片付けて、その後は楽器を持ってタクシーに飛び乗って外滩へ。今夜は外滩にある『RIVIERA』という高級レストランで Jazzライブの出演があるのだ。
 到着してみたら、オープンデッキで屋外だった。中々ステキなロケーションだ。

 ステージの後ろからは『これぞ the上海』といった夜景が広がっていた。

 演奏中の模様をお店の人が撮ってくれた。こんな感じだったらしい。中々良い雰囲気だ。


 そして、例によってアクションカメラでもビデオを回してみた。広角なので床に置いてもこんな風に全貌が撮れる。中々面白い。

 しかし今日は初めての場所だった事もあり、また屋外で音が拡散してしまって色々と他の楽器の音が聞こえ辛かったり、加え、全体の音量をグッと落とさなきゃイケナかったりしてイマイチ演奏に集中できず、実に下らないポカミスを多発してしまって、個人的には非常に不甲斐ない演奏になってしまったのが悔やまれる。周りのメンバーがちゃんとフォローしてくれたから何とか乗り切れたケド。いやぁ… Jazzは難しいねホント。まだまだ修行が足りませんな。もっとちゃんと練習しなきゃ。反省反省。
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