中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

ねんきん制度って…

 火曜日、関東地方は昨夜から台風の様な豪雨だったのだが朝には雨は止み、強風だけが残った『曇り』の一日だった。
 とりあえず昨日の無罪判決を得てホッとしたのも束の間、今日は色々と諸手続関連を進める。いやはや生きていくのにはオカネが必要ですな。こうしてただ呼吸しているだけでジャラジャラとオカネが減ってるのかと思うと泣けてくる。
 まずは国民年金の振り込みから。ワタクシは海外在住なため日本の住民票を抜いて居るのだが、日本でのサラリーマン生活が結構長かったので厚生年金は結構な年数を払い続けている。従って途中で止めてしまって権利を失うのもナンなので、国民年金に切り替えて毎年払い続けているのだ。

 毎月支払いなんて面倒なので『年払い』にて一時帰国時に対応しているのだが、年金保険料が年々上がっていて閉口する。今年なんか年間一括の前払い割引を適用しても 194,370円である。もう 20万に届く勢いなので呆れる。
 色々と過去の支払い状況等を確認したら、ワタクシは去年までに既に 26年間ず〜っと支払い続けてるので、既に給付権利は有る筈である。ゆえに「どうせ 65歳までは生きられないだろうし今後はもう支払わなくても良いかな…」等々考えているのだが、ちょっと調べてみると今一つシステムが判りづらい。っつーか妙な一文を見つけてしまった。何コレ?どういう意味デスカ?

 強制徴収とか有り得ないんだけど?意味ワカラン。ちょっとしたヤ○ザですな。しかも 50歳未満なら休止(納付猶予申請)が出来るって書いてあるクセに 50歳以上の事は一切書いていない。挙げ句、今年の 8月から受給資格の条件が 25年じゃなくて 10年に短縮されるらしい。つまり、たった 10年間連続で支払うだけで年金貰える資格が得られるらしい。なんじゃそりゃ? 我々は今まで 25年も我慢して払い続けて来たのに…ほんとアフォ臭くなってきた。
 うーむ 65歳って絶対無理な気もするし、でももし万が一生き延びちゃったらお金無いと困るし…と揺れる心のまま銀行に行って 20万円ほど下ろして、そのまま、同じ銀行で支払いしようと思ったら、「公的機関へのお振り込み受付は午後 3時までです」と言われてしまい、フト時計を見たら午後 3時10分。ウダウダ悩んでいた無駄な時間で支払いが出来なくなってしまったじゃないか。しかし郵便局やコンビニではできるらしいので、このまま現金を持ち歩くのもイヤなので近場の郵便局まで歩いた。

 そして一歩足を踏み入れたら中のスタッフさんに促されるまま色々記入して結局そのまま悩む暇も無くスルっと支払ってしまった。日本って何もかもがシステマティックで、立ち止まる事すら許されない雰囲気が凄い。(中国に長く住んでると立ち止まるヒトばかりで、そっちに慣れてるから一々丁寧に背中を押されると却ってオドオドしてしまう(苦笑))
 そんなこんなでワタクシのナケナシの 20万円がこんなハンコ一つに変わってしまった。あ〜あ。

 絶対回収できない気がするが、もう払っちゃったので考えても仕方ない!既に年金制度自体が破綻している気がしないでもないので、今度時間が有るときにユックリ調べて、来年以降の支払いについて考えてみようと思う。
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