中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

古いプルタブを知らない世代

 水曜日、上海は雨のち曇り。気温は34度と結構低いが朝から豪雨で凹む。会社行くのが嫌になる天気である。
 出社後は諸々清算処理と新しいPJのテスト等々。そうそう、清算と言えば先般のChinaJoyで対面の爆音ステージに負けじとデカい音を出していたらスピーカーが飛んでしまったのだが、本日届いた請求書にシッカリ修理費(っつーか弁償だな)が記載されていて少々凹んだ。JBL-MRX515のウーファーx1、ツイーターx1、JBL-MRX512のウーファーx1の、計3ユニット分の請求で計 5,070元だと(ボイスコイルの修理じゃなくて、ユニット自体をオリジナルのドライバに換装するらしい)あ〜あ。まぁ下請けさんにしてみればクライアントに壊されちゃったんだから請求するのは当然だけどさぁ…なんとも切ないっす(苦笑)
 ま、でもこれも次回に向けた反省材料だわな。そもそも他のブースはラインアレイ床置きで『面』で攻めてきてる所をこちらはピンポイントに分散した『点』で戦わなきゃイけないんだからそりゃ負けるさ。今回は舞台の設計が出来上がった時点で引き継いだので、次回は舞台設計の段階からスピーカーの位置決めなど関わらせて頂こうと思う。『吊れない』という制限はある物のやはりあの手の爆音現場ではラインアレイが有効。
 さて、話は全然違うが、先般日本から来た某若者がプルタブの缶ジュースを開けられずに千切ってしまった事件(笑)が有ったのだが、考えてみたら今日本にこのプルタブタイプの缶飲料って無いんだよね?きっと。中国ではまだまだコレが主流なので載せておこうかな。日本在住の40代以上の人は懐かしい?と思う。




 そりゃそうと、最近また中国全土で規制が強まっているのか、実家に置いてあるVピーNサーバーの繋がりが悪くなってきたので、今日は早めに帰って久々にちょっと大掛かりなメンテナンスを行った。
 ウチの日本の実家に置いてあるサーバーは内部で仮想 linuxマシンが2台動いている。OSは ubuntuの12.04 LTSと14.04 LTSなのだが、メインのVピーNマシンとして使っている 12.04の LTSサービスが終了していたので、セキュリティの観点からOS自体のアップデートをしようと思ってはいたのだが、『unixマシンは安定している時に下手に弄ると必ずトラブる』…というワタクシ的なジンクスがあるので!? 忙しかったし放置していたのだ。しかしまぁ良い機会なので、SSHではなくリモートコンソールにて直接アップデートを試みた訳だ。
 し・か・し、案の定アプデ後は起動こそするものの、plutoipsec関連が全くマトモに動かない。デーモンの起動はしているし設定も問題ないのに…である。「出たよ…これだからもぅ…」と文句を言っても後の祭りである。こういう時はウンウン唸って弄くり回すよりも、仮想マシンならではの『マシンごと総とっかえ』に限る。
 そんな訳で 1からニューマシン(っつっても仮想マシンなのでソフトウェア上でHDDとメモリのみ再分配するだけだ。物理的なマシンは要らないんだから実に便利!)に ubuntu 16.04.3 LTSをインストール。今までは OpenSwan + xl2tpdを使っていたが、今回は strongSwan + xl2tpdに変更。当初 新しいプロトコルである『IKEv2』にしようとトライしたのだが、これ認証キー部分が超絶面倒くさくて意味わからんし、そもそも英文ドキュメントしか無いから途中でワケが分からなくなったので諦めて、今まで通りのL2TP over ipsecにした。まぁイタチごっこだけど、現在の所、中国国内でもまだ使えてるから慌てて変更する必要もないしね。そのウチまた蓋されたら、その時に考えよう。
 今回は設定も可能な限りシンプルにした。今までは細かくパラメータを変えていたが、実際長年使ってみたら安定性も速度もそれ程変わらなかったからね。


 シンプルイズベスト! とりあえずコレで暫く様子を見ながら少しずつ調整していこうと思う。
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