中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

北京出張

 火曜日、上海は曇り、朝の気温は 5度。今日は朝一から北京へ出張なので 5時起き。mobikeで陕西南路の駅まで走って地下鉄10号線に乗って虹桥火车站に向かった。まだ外は真っ暗だし、街にヒトが殆ど歩いていないので、とっても不思議な気持ちになった。
 朝 6時半くらいに駅に到着。ココだけは朝でも人が多い。

 そしていよいよ乗車である。新幹線は久しぶりなのでチョットワクワクする。

 最近はこの型の車両が多い。ドイツ製?なのかな?詳しく無いが、日本型の車両では無いのは事実。

 今回は往路は 1等車だったので非常に快適だ。

 そして北京までは約 5時間半くらいなので、車内でノンビリとすごす。飛行機と違ってネットがあるしずっとガジェット類を使えるので飽きない。
 途中から切り立った崖の様な山々が増えてくる。なんかアルプスの少女ハイジみたいだ。

 お昼過ぎに無事北京に到着。気温はなんと -6度!寒いなんてモンじゃない。耳が切れそうだ。

 まずは地下鉄に乗ってホテルまで移動。不肖ワタクシ、こんなに長く中国に住んでるクセに北京に来るのは実は初めてだったりする。そんな訳で早速車内で人間ウオッチングを始めたのだが、心なしか上海よりもオシャレな人が多い気がした。女性は皆化粧していてびっくり。(上海ではまだスッピンで歩いている人が多いので)

 最寄駅から徒歩でホテルに向かってあるいていたら、なんだか可愛い三輪車を発見!

 これ、車じゃなくて、防寒の為に車体をフードで覆ったバイク的な乗り物の様だ。
 中々ワイルドな駐車をする人も居たりするらしい。

 ホテルにチェックインした後は早速ロケハンに向かう。地下鉄を乗り継いで、最寄駅から会場まで歩いたのだが、いやぁ…それにしても本気で寒い! こんなにビリビリと刺さる寒さは初めてかもしれない。途中で橋を渡ったら川が殆ど全部凍っていた。水が流れている川なのに!!!!(驚)

 表面が全部凍っていて蓋の様になり、下側に水が流れているっぽい。手前で水路が混ざっているのだが、その部分だけ凍らずに残っていた。
 さて、肝心のお仕事の方だが’、本日の会場はこんな感じ。少々古い建物だが結構設備も揃っていて良い感じだった。

 担当女性と色々と相談したのだが、とてもサバサバして気持ちの良い方だった。直ぐにでもコラボレーションできそうだ。
 打ち合わせ終了後は「せっかく近くまで来てるんだし」という事で、某門まで行ってみる事にした。
 時間が少々遅かった事もあり、色々と警備が厳しくて近くを歩く事はできなかったのだが、車の中から見る事ができて良かった。



 ちょっと離れた場所でタクシーを降りて散歩してみたのだが、陽が落ちてからどんどん気温が下がり、本気で寒くてシニソーになったので、近くのお土産屋さんで防寒帽子を購入。どうっすか?似合うでしょ?(笑)

 この帽子は頭の上で縛ってある紐を解くと、耳あてと首部分を包み込む様に頭全体を覆ってくれるのでとても暖かいのだ。さすが中国4000年の歴史!

 流石にカラダが冷え切ってしまったので、散歩は早々に切り上げて火鍋に行って夕食。

 北京式!?火鍋。基本的にコッチは羊のお肉が多い。

 いやぁ…長い1日だった。北京の夜はシャレにならないくらいホンキで寒いので、食事も早めに切り上げて暖かいホテルでぐっすり眠る。
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