中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

紅包の季節

 木曜日、上海は快晴、気温は 5度。全然暖かくならないけど抜ける様な青空で気分は良い。数年前に比べるとだいぶ空気が綺麗になってきた気がする。
 出社後はミキサーのレクチャーである。実は最近、同僚のカンザキがワタクシと同じデジタルミキサー XR18を自分で購入したので、色々と使い方を教えている。この卓は非常にコストパフォーマンスが高く、これ一台で大抵の事は出来るのだが、逆に言えば何もカモが入っているので経験が少ない人にとっては覚える事が多くてナニゲに大変なのだ。しかし彼は非常に勉強熱心で、自分で色々と学びたいから…という理由だけで自前で購入しちゃうんだから凄い。
 でも昔に比べたら機材の価格が本当に想像できないくらい安くなった。昔はアウトボードのエフェクターを1台買うだけでも20万〜30万したのに、今じゃプラグインで最初っから60種類も入っていたりするのだから。。。。機材というのは机上でマニュアル読んで勉強するよりも実際に音を出しながら弄り倒した方が覚えるのは早いからね。
 そして 21時、仕事を終えてからはガーデンホテルのジムに寄る。玄関の柱はすっかり旧正月のお祭りモードで、大量の红包(お年玉)袋が吊してあった。

 これ全部に 100元札が入っていたら幾らなんだろう? とか何とか?リアルな想像してみる下らないワタクシ。
 外は寒いがホテルの中は暖かい。イツモの様にガラス張りの透明なエレベータに乗って 3階まで上がるのだが、不思議なのはココのエアコンである。ご周知の通り暖かい空気というのは上に行く。つまり 3階分が吹き抜けになっているこの喫茶店の上の空間は上に行けば行く程暖かくなる…と思うんだな。しかし3階に来ても全然暑くない。寧ろ1階と殆ど室温が変わらないんだけど…これはどういう仕組みなのかなぁ?

 いや、実は以前にも書いたが、ウチのエアコンが全然効かなくて些か閉口しているのだ。吹き出し口を真下に向けても暖かい空気は 1階まで届かずに途中でUターンして上に向かってしまうから、ロフトの上の方ばっかり暖かくなって普段ワタクシの机が有るエリアは全然暖かくならない。サーキュレーター的に空気清浄機を最大にして上に空気を送ってかき混ぜても、音が五月蠅いばかりで殆ど効果が無い。暖かい空気を効率的に下げる方法が有るなら知りたい所だ。
 まぁエアコンの取り付け位置に問題が有るんだろうなぁ…きっと(天井付近に付いてるので) 老房子あるある…ですな。 サスガに 5つ星ホテルでそりゃないか(笑)
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