中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

イツモの店

 水曜日、上海は晴れ、気温は 3度。相変わらず寒いなぁ…ホント。
 日本では正月が終わったのに、中国ではこれから旧正月を迎えるに当たって街全体が浮かれムードゆえ、何だか調子が狂ってしまう今日この頃。このモラトリアムな季節はイベント屋にとっては毎年訪れる閑散期。…とは言え、今のうちに種を蒔いたり次のイベントの準備をしなければならないため、やる事は沢山あるのだがイマイチ気持ちがノらないから困りものだ。何せ来週はまた正月なのだから。
 仕事は珍しく午前中の早い時間から出社して色々と資料纏めと同僚が作った日本語メールの推敲を行う。日本人のワタクシがこんな事を言ってはイケナイのだが、日本語ってホント難しいね。特にビジネス文書は相手に失礼が無い様にこちらの希望を上手に行間で伝えなければならないから尚更である。
 そして 21時過ぎに会社を出て、帰りにガーデンホテルのジムに寄って大浴場に漬かって暖まる。その後は、久々にイツモの店(YESTERDAY PUB)に向かった。古い友人である T村さんが北米から上海に出張に来ているらしいので、もし時間的に都合が合えばココで会おう…と軽く話していたからである。
 まずはギネスで喉を潤した後は、今日は珍しくブランデーなんか頂いた。寒い日は常温のブランデーが美味しく感じる。

 バーカウンターでボーッとしていたら、カクテルの注文が入ったらしく目の前に次から次へと素敵な瓶が並んでいく。いやぁ…こういう風景、好きだなぁ。色々な瓶にそれぞれロマンを感じる。

 暫くしたら T村さんとようやく連絡が取れた。どうやら、つい先ほど浦东空港に到着したらしい。今からコッチに向かうと 0時を回ってしまう…との事で、今日は無理せずまた次回にしよう!という事になった。そりゃ飛行機に十数時間も乗ってた人を呼ぶのも忍びないものね(笑)
 そんな訳で約束も無くなったので、直ぐに帰って寝れば良いものを、結局一人で 0時過ぎまで飲んでいた。バーというのは一人で飲んでても全然寂しくならないから良い。
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