中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

2月もおしまい

 水曜日、上海は曇り、気温は 13度だが非常に風が強くて寒く感じる一日だった。
 仕事は昼から今週末のイベントの打ち合わせ。そして修了後は外出して万航渡路x武定西路にある Doスペースのスタジオへ。今日は我らが NicoleBuckerのリハーサルが有るのだ。

 相変わらずオサレな空間。ココのスタジオは最近まで内装工事をしていたのだが、ようやく終了したらしい。

 そして本日のワタクシのセッティングは 1タムの dw。ヘッドは EVANSだった。最近どうやら EVANSに縁が有るらしい。ココのシンバル類は全て Kジルで非常に音が良いので演っていて気持ち良い。

 リハは 2時間ほど新曲を中心に行う。来週水曜日に杭州でライブが有るのでシッカリと集中して細かい部分をツメる。

 いやぁ…何だか良い感じだ。やっぱり Ken君は才能が有ると思う。彼の曲はヘヴィーなのに『華』が有る。新曲も超格好良くて演奏するのが楽しい(クソ難しいケドね)
 来週の杭州でのライブ詳細はリンクを参照(中国語)→ http://mp.weixin.qq.com/s/SjObvbBfwp-cxYql2rsZiA このリンク先の『Nicole Bucker』のエリアに我々のバンド紹介が載っている。杭州の MAOは初めて行くのでチョット楽しみw 初遠征だ。例によってブチかまして来ようと思う。いつか中国全土のローカルライブハウスを制覇したいなぁ。
 さて、リハ修了後は会社に戻ってヒタスラお仕事。ウチの部署は完全裁量労働制なのでこんな事ができるワケで中々恵まれた環境にあるのだが、常々思うのは『労働』って本来こう有るべきなんじゃ無いかなぁ?…なんて思う今日この頃。今、日本国内では色々と国会で問題になっている様だが、『一括り』に全部同じにしようとするから問題が発生するんだと思う。業種というか職種というか本人のスタイルで自分で選べるのが理想じゃないかな? 別に自分の会社の自慢をするワケじゃないが『ただ会社に居るだけ』でお給料が貰える時代は遙か昔のハナシで、実に『非生産的』だと思うんだよね。。。まぁウチらは『イベント屋』という結構特殊な業種ゆえ?かもしれないが、デスクワークが忙しくて回らない…なんて事は寧ろレアなので、暇な時は積極的に外に出て色々な刺激や情報を持って帰ってきたり、或いは得意分野を研究したりして、それを次のビジネスに繋げる方が重要だと思うワケだ。社員それぞれが持つ得意分野を磨く事によって新たなチャネルが生まれる可能性だって少なくないしね。そういう意味では今のウチの部署は理想的かもしれない。まぁ逆に言えば、外での自由行動だって営業活動と言えなくもないし、研究や勉強だって労働と言えなくも無いから、常に 24時間働き続けてる?…という解釈もできなくもないが、外で全く違うヒト達と会って全く違う脳を使う事によって、会社に戻ったらスッキリした頭で却って仕事が捗ったりするからね、いや冗談抜きでホントに。
 今は情報が多すぎるので、みんな目の前に並んだモノを『選ぶ』事で精一杯になってる気がする。何が正しいか?なんて他人やマスが決める事じゃないし、最終的に自分が『やりたい』と思える仕事を見つけて(或いは自分で作って)、結果それによって利益が上げられればステキじゃない? まぁ理想論かもしれないけど。
 さて、仕事は21時には終え、帰りにガーデンホテルのジムに寄って大浴場でお風呂だけ入って疲れを癒やす。そしてロッカールームで着替えていたら、米国 LA在住の T村さんがどうやら上海に出張に来ているらしく『イツモの店で飲んでる』というメールが入っていたので慌てて着替えてイツモの店に向かった。まーったく…いつだって急なんだから(笑)
 とは言え、久しぶりに会えて良かった。彼も元気そうで何よりだ。色々と濃ゆ〜ぃハナシをしながら一緒に飲めて楽しかった。フィールドは全く違うが、最前線で頑張っている彼を見てるとイツモ刺激を貰う。ヲレも頑張ろうっと!
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