中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

台風10号

 日曜日、上海は台風の影響による風雨。気温は 26度くらいまで下がった。
 今日は午前 10時からドラムの個人レッスンが有るので、朝 9時には家を出て地下鉄 10号線の伊犁路の駅に向かった。伊犁路の地下通路は湿度が異常に高くて床面が完全に湿っていてツルツル滑る。

 外に出ても台風の影響で車も人影も驚くほど少ない。

 そして朝 10時からレッスンである。本日は 3コマ 3名。みんなメキメキ上手くなるので先生としてもトテモ嬉しい。

 午後 1時過ぎ、ようやくレッスンが終了。腹も減ったのでサクっと片付けて 2Fの BistroFioreでお食事。本日はウチの生徒の H鷹さんオススメのビースステーキ乗せカレー。

 考えてみたら、ココでカレー食べたの初めてだが、カナリ美味しかったので満足。
 食後は台風が超絶接近してきたので早めに帰宅。でも地図で見るほど雨も風も酷くない。ちょっと風が強いくらい? へんなの。ま、助かるけどね。

 そして家でビール片手に息子の英語の宿題なんか見ながら今に至る。ホントは自分の仕事をしたいんだけど、環境が中途半端過ぎて出来ないから諦めた。もうね頭を切り替えてスッパリと忘れた方が精神衛生上ヨロシイ!今日はオフなのだ。ワタクシだって週に 1日くらい休む権利は有る(笑)
 そりゃそうと、どうでも良いが、最近ちょっとワケ有って、プライベートで『昔好きだった 80年代の J-POP』を色々と聴き返しているのだが、中学〜高校時代に憧れていた『オトナな歌詞』の世界を、年齢的には自分自身がとうの昔に飛び越えている事に気付いて愕然としている。多感な頃「早くあんあ風なオトナになりたいなぁ」…なんて常々感じていたクセに、今の自分を振り返ってみると、いやぁ…なんて幼いんでしょう!ダサくて情けなくて凹みまくってる今日この頃。ホント笑っちゃうよ。全然クールじゃない。
 まぁ歌詞なんて結局『美化されたストーリー』ばかりかもしれないけど、当時の曲を聴いているとあの頃の時代背景も相まって一気に『香り』みたいな部分までフラッシュバックするから、凄く甘酸っぱい思いが胸に広がるんだよね。少年時代の『憧れ』って何だか強烈なパワーが有る気がする。あの頃は脳内で勝手に美しいドラマを作り上げて悦に入ってただけかもしれないケド。
 世の中『正誤の追求』よりも『混沌のままの方が良い』という事だって沢山有るものね。ワタクシは性格的に、何でもカンでも(自分の気持ちですら)直ぐに無意識に論理的に解決しようとしちゃう所がダサいんだよなぁ。まだまだ子供ですな。本当の格好良いオトナは、混沌を『存在』として認識して、一々それを言葉で説明したり言い訳しようとしない。たぶん。
 さて、明日からまたクソ忙しくなるわぃ(嘆)頑張ろう!
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