中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

Nicole Bucker Live in MAO Live house Shanghai

 日曜日、上海は晴れ、気温は 38度。今日も今日トテくそ暑い一日。
 朝から 8月頭の大型イベントの為の準備で資料作り。そして午前10時には家を出て LL Barに向かい、ドラムの個人レッスンの講師を行う。本日は 2コマ 2名。
 終了後は軽くお昼を食べてからイツモの店の倉庫に楽器類を取りに戻り、それからキライなアプリである嘀嘀打车を使ってタクシーを呼ぶ。今日は荷物が多いのだ。全てのシンバル類+ツインペダル+スネアケース+スティックケース+シーケンス関連機材&ケーブル+イヤモニ送受信機セットである。コレを一人で運ばなければならない。そうそう、今夜はワタクシが所属しているバンド、肉馬鹿『Nicole bucker』のラストライブが MAO Live house Shanghaiにて行われるのだ。リーダーKen君の本帰国に伴う最後のライブである。なので、機材を運ぶのは大変だけど面倒臭がらずに全部使う事にしたワケだ。ゆえに荷物が異常に多い(泣)
 タクシーに遠回りされたが(滴滴のアプリ内にある导航(ナビ)は、わざと微妙に遠回りするルートが表示されるのは、絶対『気のせい』じゃないと思う。。。)なんとか到着。上海のロッカー達の聖地 MAOの入り口。ココ好きだなぁ。

 本日の我々のイベントポスターも貼ってあった(耳の絵のやつ)

 到着後は早速リハーサルである。我々は本日のトリなので、逆リハゆえ一番最初のリハーサル。ステージ上から見るとこんな感じ。



 リハ終了後は楽屋にて一休み。壁に歴史を感じる。ライブハウスはどこでも世界中同じだね。男性陣は体中に入れ墨が入っている様なイカつくて怖そうなお兄さん達ばかりだし、女性陣は何故か不思議と綺麗どころが揃ってる。本番前の楽屋は独特の高揚感に包まれていて好きだな。普段、昼の仕事では常にヒトのサポートばかりしているが、もともと自分はコチラ側(出演側)の人間だったんだ…という事を再認識してホッとする。

 そうそう、面白かったのは、最近はこういう風にスマフォに装着する自撮り用のポータブルLED照明があるんだね。スゲー。なんか面白い。

 ウチの若い衆達はライブ前に必ず行う儀式をやっている。

 そして本番。血が騒ぐ騒ぐ。ステージ上から見た風景。「あ・ば・れ・る・ぜ!」とココロの中で叫ぶ。でもこのメンバーでココに立つのも最後かと思うと感慨深い。

 本番の模様は我々の専属カメラウーマンである tsubasaちゃんが撮ってくれたので幾つか貼っておこうかな。







 いやぁ…燃え尽きました。実に楽しいライブだった。最後にステージ上からのショット。みんな良い笑顔だ。

 終了後は自分の楽器をバラして全部ケースに入れたまでは良いが、サスガに疲れて燃えカス状態だったので(コレ全部一人で運ぶのがツラかったので)お客さんとして来てくれた音楽仲間数名に手伝って貰い、そのままタクシーでイツモの店に来てプチ打ち上げ。

 そして深夜 2時過ぎまで色々とお喋り。こうやって音楽の話をしながら飲める仲間達が居る事に本当に感謝である。みんなありがとう!ワタクシは幸せ者ですよ。ホント。
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