中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

そしてイツモの 3現場

 土曜日、上海は晴れ、気温は 19度。

 朝から mobikeに乗って 胶州路 x 新闸路 にあるヤマハに向かう。自転車が気持ちよい良い季節だ。
 喉が渇いたので近くのコンビニでペリエ。ペリエってなんで値段が高いんだろうね? これって世界共通なのかな?
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 そして教室に行って PMCドラム科のグループレッスンの講師を 1時間。
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 その後は 伊犁路 x 古羊路 にある『LL Bar』に向かって、今度はドラムの個人レッスンである。本日は後ろの予定がキツキツなので、昼食は抜きで直ぐにレッスン開始。
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 フト気づいたのだが、ひょっとしてタムホルダーにヒビが入ってる? 老眼で目が悪くて暗い場所ゆえイマイチわからなかったが、単なる傷なら良いんだけどココにヒビが入ると結構マズいので、後日時間が有る時に分解して、しっかり確認しようと思う。
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 2コマ 2名を連続して教えた後は、mobikeに飛び乗って高島屋に向かう。本日の高島屋ミニライブは楽器が非常に多いのでセッティングに時間がかかるのだ。
 takaさんと二人で汗だくになりながら、ようやくセッティング完了。本日のワタクシの現場。例によって Soundcraft Ui24Rを中心に組んだので物理フェーダーは無し。
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 そのままリハに突入して、本番ギリギリまでリハを行い、ちょっと休憩して直ぐ本番。

 本日はメインスピーカーをイツモの YAMAHA A15では無く、JBL MRX515にしてみたのだが、やはりツイーターの指向性が広いのでコッチの方がこの現場に合ってるな。実用域に於いては音量差による音色の変化も殆ど無く、サンクラとの相性が良いのか、全体を包み込む様に鳴る割に、打楽器系等のアタックが強い楽器は「キリっ」と引き締まった上品な音がする。何だろう?点じゃなくて面で鳴ってる感じ? イツモ使ってるYAMAHAとあまりに違うので最初は少々戸惑ったが、慣れてきたらコッチの方がずっと扱い安い。ハイエンドやローエンドの周波数は YAMAHAと殆ど変わらないのだが、コッチはクロスオーバーの設定が若干低めなのか、意外と早い段階からツイーターが反応してくれるので、丁度『声』が乗っかる中域が明るくて良い感じだ。
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 本日ご出演のグループは、南米の珍しい楽器が多く、曲によって持ち替えが沢山有るので中々苦労した。こんなに狭いのにマイクは 10本以上。
 ボーカル&コーラスは普通に SM58、そしてチャランゴ(ギターみたいな楽器)は SM57、バイオリンは DPA4099、ケーナ(たて笛)はコーラス兼用なので SM58、ボンボ(パーカッション)は AKG C1000S、その他の鳴り物は SM57を立ててみた。ベースのみ DIで後は全部マイクである。ステージがとても響く場所なので、音の回り込みにビビりながらも何とか良い感じに纏まったのでホッとしている。

 下は takaさんから頂いた写真。働くおじさん(ワタクシ)が一番左側の端っこにチョット写っていたw
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 ライブ終了後は、怒濤のバラしを終え、7Fのとんかつ屋で takaさんと二人で食事しながら反省会。

 食後は、今日はワタクシの自前の機材が多いのでタクシーでイツモの店の倉庫に寄って、ちゃんと仕舞ってから帰宅。
 いやぁ…昨日から連続で現場だったので非常に疲れたが、ちょっとした達成感があって気分は悪くない。ありがたい。自宅にてウヰスキーで一人宴会してから就寝。
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