火曜日、上海は快晴。気温は 18度。
ウチの自宅のインターネット環境のプロバイダは『中国電信』なのだが、先般妻が自宅ネットのプラン変更等を行ったらしく、どうやらこのプランには無料で携帯のアカウントが 2つも付いている事を知った。
中国電信は『固定電話』や『インターネットプロバイダ』としては、シェア的にはダントツ 1位でほぼ独占企業なのだが、携帯キャリアとしては『中国移動』『中国联通』に続き、カナリ離されての 3番手っぽいので、きっとお客さんを獲得したくて仕方が無いのだろう…色々なサービスを組んでいるらしい。そんなワケで、昨日ウチの奥さんが手続きに行ったついでに携帯の『5G』のSIMカードを 2枚貰ってきた。SIM 2枚で月 20Gまで無料（月のインターネット料金のみ）らしい。
いやはや、ついに『5G』だってさ、スゲーな。時代は変わった。
このカードを暫く眺めていたら沸々と興味が沸いてきたのは言うまでも無い。せっかく無料なら使わない手は無い。
しかしウチに有る携帯で 5Gに対応している機種は一台も無いから、新規で買うしかないのだが、妻の決裁を通すには、購入理由を後押しする『確固たる動機』が必要なので暫し考える。
「そうだ！テザリングしてモバイルWiFiとして使ってみたら良いじゃん！」何せ今のオフィスのネット環境が劣悪なのは昨日のブログに書いた通りである（笑） 思い立ったが吉日『善は急げ？』じゃないが、昨夜は殆ど眠らずに!? 中国の 5G対応 Android携帯の現状を調査しまくったワケだ。
中国の内情は中国テックに聞くのが一番！って事で昔からAndroidを駆使している前職の同僚だったカンザキにも色々とアドバイスをもらいつつ、頭の中で大方の機種を決定。
そして本日 20時過ぎ、仕事を終えてから自転車に乗って買いに行ってきたワケだ。中国ではどの店も 22時くらいまで営業してるから助かる。「淘宝や京东で買えば良いかな…」とも一瞬思ったのだが、やはり現物を見てみないとね。『重さ』とか『質感』って実際に触ってみないと判らないからね。
そんなワケで向かったのが HUAWEIのショップ。米国では色々あったが、聞くところによると 5Gの規格自体を組んだのが HUAWEIらしいので、XiaomiとOPPOと迷ったが、結局 HUAWEIにしたワケだ。
お店には 20時ちょっと過ぎに到着したのだが、なんと絶賛閉店準備中だった。急げ！
中に入ったら店員一人しか居なくて閉店準備していた。彼曰く「最近お客さんが全然いないので 20時くらいには閉めちゃうんだよ」だそうな。でも買う気満々のワタクシの姿を見て彼も嬉々として付き合ってくれた。スゲー丁寧に色々教えてくれて寧ろ有り難い。
そんなワケでお買い上げ〜！
買ったのは『nova 6 5G』という機種。2019年 12月発売らしい。本当はフラッグシップ機の『Mate 30 Pro 5G（日本でも発売予定）』と迷ったが 1,000元も違ったし、持った感じコッチのほうが「しっくり」来たので、一つ下の novaシリーズにした。まぁワタクシの場合あくまで『サブ機』だしね。
何が凄いって OSが標準で『日本語』に対応していたのだ（中国で販売される携帯は基本的に中国語と英語のみ）サスガ HUAWEI、世界展開してるだけ有るね。
そして、実際に色々設定を始めてみた。敢えて 5Gを入れたり切ったりしてみて速度を比べてみたのだが、なんとウチの LANより速いじゃないか！！！
きっとまだ利用者が少ないからだろうが、それにしても無線でこの速度は驚きである。すげー（嬉）こりゃ使いでが有りそうだ。今後外での仕事も増えるだろうからモバイル WiFiとしてPC作業が捗ること間違いない。楽しみ〜！
因みにカメラ機能もカナリ進化していた。帰宅時に暗い場所で何枚か撮ってみたのだが、解像度のみならず色味が良いので驚いた。
こりゃ iPhoneより綺麗かも。せっかくなので今後ガシガシ使い倒していこうと思う。
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