日曜日、上海は曇りのち晴れ。気温は 28度。今日も暑い一日だった。
朝から家に引き籠って、例の『真夏に行われる某イベント』で使用する某楽曲の作曲業務に勤しむ。
納期が直ぐソコゆえ全然時間が無いのだが、遅々として進まない今日この頃。。。うーむ、認めたくないが、コレはひょっとしてイワユル一つの『スランプ』なのでは?
今回は EDM系のダンス曲で tempo 150以上で 5分という長めの尺なのだ。EDMはお手軽ループで誤魔化してしまえばそんなに難しくは無いのだが、それをやっちゃうと作家人生が一気に短くなる(何なら失う)ので、大マジメに曲を書いてゼロからトラックを作っているのだが、どうもクライアントの要望が、イマドキのノイジーなデステクノ系なので、矩形波の「ギーギー」言う音を多用しなきゃならないワケで、これが『音楽的』では無い(…って言っちゃうと、そっち方面の方に失礼だな、音楽的かどうかはリスナーが決める事なので『ワタクシが得意とする分野では無い』)から非常にツラいのだ。
何をやってもダサく感じてしまう今日この頃。しかもテンポが速いから相当数の構成(Aメロとか Bメロとかサビとか)を入れる事ができるので、これまた悩ましいんだなぁ。8小節単位で変わらずに 16小説単位で変えるしかない?…とか考えるが、壮大なストーリーが有るらしいので、変化を付けるのも中々消耗するわけだ。
いや、こりゃもう正直に認めよう! ワタクシ、このジャンル完全にナメてました…。ごめんなさい(笑)
こういうデステクノ系の EDMって、有り物のループを使わずにゼロからトラックを作るのは相当大変ですよコレ。そっち方面のセンスが無いとすげーダサくなる。自分でプレイバックして恥ずかしくなって作り直す…の繰り返し。派手にコンプをかけた後の音を想像しながら組まないと、単純に普段の調子で打ち込んだ音をプレイバックしてるだけでどんどん凹んでいくのよ。笑っちゃうほどダサい。
いやはや。『餅は餅屋』とは良く言ったモノよ。。。
夕方頃に完全に行き詰まってしまったので、息子を連れてパン屋に買い出しに行く事にした。ウチの家族は、パンはいつも 成都北路 x 淮海路 にある『85℃』という台湾系のパン屋さんのが好きで良くココで買っているのだが、今日行ってみたらこの交差点に新しい店がオープンしたらしく、凄い行列が出来ていた。『popeyes』って何の店? ポパイ?
どうやら入店制限がされてるらしく、店の道沿いズラーっと人が並んでいた。
食べ物なのか洋服なのかすら判らなかったが、客層的に広かったのでファッション系では無さそうだ。ポパイだからほうれん草?まさかねぇ…。
ワタクシも息子も行列には全く興味がないので、無視して目的のパン屋さんに入って、来週の朝食用に食パンを3斤ほど購入。
レジ横のディスプレイにスイカ型のケーキがあって和んだ(笑)
スイカのケーキ。。。。誰が買うんだろ? 個人的には絶対食べたくないなぁw
帰宅後は開き直ってワインを飲みながら作業開始。何故か俄然捗るから不思議。酔っ払って聴く音楽は酔っ払って作る方が良いのかも?なーんちゃって。
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