中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

五十肩で決定

 木曜日、上海は曇り、気温は 28度。

 朝 6時半、黄浦区の自宅にて自然起床。今日は病院で診察なので午前 8時過ぎに妻と一緒に家を出て自転車にて瑞金医院へ。
 携帯のアプリにて 9時に予約を入れていたので、今日は挂号の窓口には並ばずに自動機を使ってみた。
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 しかしまぁ例によって『不親切極まりない』ソフト仕様らしく、ほぼ全ての人が混乱していて、結局、人が居る窓口と時間が変わらない…という(苦笑)これじゃ意味ないじゃん?
 ようやく我々の番になったら、なんと!身分証明がパスポートだと自動機は使えない事が判明。ヲイヲイ!既に 15分くらい並んでたのにコレだよ。。。仕方なく妻と二人で窓口に並びなおして何とかギリギリ午前 9時の診察時間に間に合った。あぶね〜。早めに家を出てよかったよ。

 本日は一般診療の先生ではなく专家の先生を予約してみたのだが、なんと挂号の金額が違うのだよ。良い先生は高い…というw 実に面白いシステム。値段で先生を選べるのだ。実に中国らしいw
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 しかも良い先生の方が人気が高いらしく、待たされる待たされる…。普段ならすぐに診療してもらえるのに、1時間半も待った。予約した方が却って待つ…という不思議なシステム。ま、そりゃそうか。お金で解決できるなら、そりゃ皆「良い先生」に診てもらいたいわな。

 ようやく自分の番が来たので診察室に入って先般撮った MRIの肩の画像を見ながら色々と解説してもらった。
 結論から言うと、いわゆる一つの『五十肩』の症状で、特に腫瘍やらがん転移やらの兆候は無い…との事。いやぁ…ほんと良かったよ。ワタクシの実の妹は肩甲骨への骨転位から全身に広がって亡くなった経緯があったので、実はかなりビビっていたのだ(ワタクシも『がんサバイバー』なので)

 とりあえず安心したら急に腹が減ってきたので妻と二人で食事にでかける。…っとその前に薬を貰わなければならない。なにせ五十肩だから安心?とはいえ、これ完治までに平均で約 2年くらいかかるらしい(泣)この痛みを抱えて 2年も過ごすのかと思うとうんざりするが、医者曰く「これ、痛みを取り除く以外、我々にはどうする事もできないんですよ」とな。「我慢できないほど痛くなったら注射受けに来て下さい」だと。
 なにはともあれ 3週間分の薬を頂くために薬局へ。

 薬局はご覧の様なカオス状態。あ〜あ。どこの国の病院でも薬局の方が待つらしい。
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 ようやく薬を受けとって、妻と二人でちょっと早めの昼食。肩が骨転位じゃ無いと判ったから安心したのか、心持ち普段より美味しく感じたw
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 そして食後は妻と別れてワタクシは松江区某所へ通勤旅行である。

 約 2時間弱の移動を経てオフィスに到着。午後はデスクワークと創作活動であっという間に 22時。

 慌てて寮へ帰宅して洗濯物を放り込んで、ざっとシャワーを浴びた後は、病院でもらった新しい湿布でも貼ろうかと思って箱を開けてびっくり!何コレ?単なる使い捨てカイロじゃん!!!
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 そいや、確か先生が「患部を温める様に!」って言ってた事を今頃思い出した。なぁんだ。二種類の湿布をくれたワケではなく、一つは湿布で一つはカイロだったのね(呆)
 っつーか夏のクソ暑い時にカイロかよぅ。泣けるぜぃ。

 ま、騙されたと思って今夜だけ貼って寝る事にした。とても効くとは思えないが、まぁモノは試しである。
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