中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

代官山

 今日の上海も天気が良い。朝は涼しかったが昼前からグングン気温が上がり、例によって蒸し暑い天気となった。土曜なので午前中は音楽なんか聴きながらダラダラと過ごす。

 そして、午後からは部屋の大掃除である。今まで妻と息子が帰省していたので、部屋の中が結構汚れまくっていた。全部の部屋に掃除機をかけ、ついでにエアコンのフィルターまで掃除した。今年のシーズン前に掃除したのに結構汚れていたので驚いた。サクっと終わらせるつもりだったのだが結構時間がかかってしまった。

 午後4時過ぎに家を出て、黄陂南路に向かう。今日は5時からカットの予約を入れていたのだ。例によって友達の権藤さんに切ってもらう。ちょっと切るには早かったが、来週末にライブがあるし、平日はリハやら何やらで結構忙しくて時間が無いので、本日行く事にしたのだ。

 カットを終えて午後6時過ぎ、ちょっと早かったが食事に行く事にする。折角淮海路まで出て来ているの近所にある『代官山』という日本料理に行く事にする。

 まずはコロナで一息。キリっと冷えていて美味しい。

 代官山というくらいだからきっと日本料理だろう…と思って入ったのだが、実際は日本系の創作料理だった。何となくメニューにあったカツ丼が非常に美味しそうに見えたので、カツ丼を頼んでみる。

 しかし…非常に残念だった。日本式のカツ丼では無く完全な創作料理だった。ナント上に乗っているのは香菜(パクチー)である。パクチーが苦手な私としてはトンでもない食べ物となてしまった。せっかくのカツ丼の味がブチ壊しである。
 因みに付いて来たスープはみそ汁では無い。コンソメスープみたいなモノなのだが、何故か中国の酢の味がした。これもまたブチ壊しである。中国の酢は凄く味が強いので全部その味になってしまうのだ。

 素材は悪く無かったので非常に残念なお店だった。中華アレンジなんだろうけど、ちょっと違うんだなぁ…。