中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

壊れたCX4

 土曜日である。朝から妻と子供と遊んでたら、何とウチの息子が妻のデジカメを投げてしまった。すると、画面に映像が映らずに変な歪んだ光が映ったので、電源を切ったらなんとレンズが格納できないではないか。しかも中でカラカラ…というかゴトゴトと結構大きな物体が外れて転がっている様な音がする。あ〜あ。きっとレンズか、あるいはレンズを止めている様な固定具みたいな物が外れてしまったのだろう。電源切りたくても、レンズが格納されないと何度も出したり引っ込めたりを繰り返すので、仕方なく電池を抜いて分解修理する事にした。
 …とは言え、基本的に超精密機械なので、もう復帰不能である事を妻に断ってからである。コレは日本で買ったモノでコッチじゃ修理出来ないし、既に保証も切れて居たので、諦めるしかない。ダメもとだ。とりあえず後学の為にお勉強を兼ねて…である。


 中を開けてみたら、サスガに細かい!しかも肝心のレンズユニットはアセンブリになっていて、更に開けにくい構造になっていた。やはり光学10倍ズームは精度も要求されるため、例え修理が完了しても元の精度は絶対に出ない。こりゃジャンク決定だな。


 …という事で、思い切ってレンズユニットも開けてみた。そしたら、案の定、中で一つレンズが転がっていた。しかもアダプターからごっそり外れていたので、方向すら判らない。
 とりあえず全部の部品を戻して組み上げてみたが、中にある2枚のレンズの方向が判らないのと位置関係が判らなかった為(バネでギヤと共に飛び出して来たのだ)想像を駆使して組んでみたが、電源を入れたらやはりレンズ部分が上手く動作せずにモーターが唸って止まってしまう。
 あ〜あ。こりゃまた開けて直すとなるとカナリ時間がかかるので、今日は諦めて今度時間がある時に再度修理する事にした。
 まったくウチの息子は破壊大王である。困ったもんだ(苦笑)