中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

歓迎会

 今日は某所で行われた歓迎会に出席した。先週からチョットした某組織にちょっとだけ足を踏み入れたので、ワタクシの歓迎会を開いてくれる事になったらしい。ワタクシは個人的に自分の送別会や歓迎会が好きでは無い。人の歓送迎会は別に何とも思わないのだが、自分のは何だかくすぐったくてイヤなのだ。

 本日はガッツリ中華である。南京東路にある上海料理のお店だった。

 まぁワタクシも既にもうこのトシだし、いわゆる『ヤンチャ』な中国人的な飲み会にはならないだろう…と勝手に想像して、フツーに飲み食いしてしまったのだが、完全に腹一杯になった後、例のアレが始まったのだ。
 中国的な歓迎の意!?なのかもしれないが、一人一人を相手にイッキ飲みをするのだ。いやぁ…先にコレがあると分かっていたら食事のペース配分したのに…後悔先に立たずである。
 腹一杯なのに13人を相手に一人ずつ挨拶してビールをイッキさせられた。相手は1人1杯でもコチラは13杯だ。まぁ白酒じゃなかったからまだ良いが、腹一杯にビールをコップ並々で13杯はサスガにコタえた(泣)

 その後は2次会である。こうなってくると俄然若者が楽しげに采配するワケで、カラオケボックスと相成った。ワタクシの歓迎会なので断るワケにも行かない(苦笑)

 言ったのは『必愛歌』、つまりビッグエコーである。中国人はカラオケに行くと人の事を気にせず早い者勝ちで一気に自分が歌いたい曲を10曲近く入れちゃうので、直ぐに歌の予約は満杯になる。普段なら結構こういうのにも閉口するのだが、今日はいい加減腹一杯で動けなかったので休憩には丁度良い。
 フト気付いたら壁に変なバリライトみたいな照明がチラチラと映ってるので、何だろう?と思ったらLEDのムービングライトみたいなモノが天井の隅にぶら下がっていた。

 今は全部LEDだからこういうのも安く作れるんだろうなぁ…。とかなんとか!?大声で歌いまくる若手中国人達の歌をBGMにしながらボーっと考えるのであった。
 こうしてワタクシの2012年の夏が終わった。いやぁ…疲れた疲れた。