中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

HDDの正しい処理の仕方

 日曜日である。非常に良い天気なのだが、夕方から寒くなり始めた。冬だから当たり前か。
 本日は壊れた2TのHDDの処分をした。実はHDDの処分が一番面倒なのだ。コレは物理的に壊れてアクセスできない状態とはいえ、磁気の盤面にデータは残っているので、著作権の観点から、そうそう簡単にこのまま捨てる訳にはイカナイ訳だ。
 で、どうすれば確実に消えるか?を考えた場合、やっぱり壊してディスクの盤面に傷を付けまくって磁石を擦り付けるのが一番良い訳だな。

 そんな訳で早速分解。 2Tなので3枚プラッタだった。つまりヘッドは6個。

 ヘッドを動かす為の磁石を外すとコイルが出て来る。案の定?超強力な磁石に挟まれていた。

 このヘッドを動かす為の強力な磁石が実は後で非常に役立つワケだ。
 完全にバラバラになったCaviare Green君。 勿論コレで終わりではない。ココからが本番である。

 この写真の左下に移っている3枚の円盤が磁気ディスク。つまりココにデータが記録されているので、コレが読めない様にするのが今回のメインの目的なワケだ。まず円周状に水平に傷をつける。レコードの針が回転する感じで傷を付けるのが良い。垂直に(つまり内周から外周に向かって)傷をつけても、意外と読めちゃったりする事があるらしい。なので、CD-ROM同様にピックアップが読む方向に平行にグルグル傷をつける。傷を付ける時は磁気を帯びたドライバーでヤルのがヨロシイ。
 そして、最後に、さっき外した超強力な磁石を盤面にくまなく擦り点けてオシマイ。まぁフツーここまでする必要無いとは思うが(笑)まぁリリース前の曲とか入っているので著作権にはナーバスになるわな。