中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

中国産の黒ビール

 火曜日である。研究の日々。本日一つ判った事は、キーヤーを使った合成は、当たり前だが背景の光源とメインの光源をある程度合わせないと全く馴染まない…という事だ。今回『明るい方が良いだろう』と思ってスタジオで撮った素材は全て天井からの光に加え、別の光源を「ほぼ正面」から足している為、フツーの外撮影のBGVと合わせると、どうしても紙ペラ一枚のポスターが置いてある様な雰囲気になってしまうのだ。一般的な外での撮影(あるいは室内でも)の場合は光源って、ほぼ真上にある事が多いので、いくら影ができるから…と言ってもある程度上から振らないとダメらしい。またBGも点光源はNG。太陽光かあるいは屋内なら一般の蛍光灯による天井灯の様な面光源じゃないと駄目っぽい。なぜなら点光源って光が放射状に広がるので、動きがある絵だと影ができる位置が光源からの距離によって変わるので絶対に不自然な感じになるのだ。
 今回テストシュートで良かった。コレが本番だったら取り返しのつかない事になっていた。いやはや日々是研究ですな。

 さて、写真は先日買ってみた中国産の黒ビール。飲んでみるとコクはあるのだが…甘い。なんで中国のビールって甘いんだろう?(いや甘いって言っても別に砂糖の味がする訳じゃなくて、とにかくライトで苦みが非常に薄く、食感というか喉越しにキレが無いのだ)今回のコレは焦げた雰囲気とか結構良い線言ってるのに惜しいなぁ…。でも中国人にはこの方がウケるかもしれない。