中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

日曜だけど出社日

 今日は日曜日だが、全中国的に出社日である。何だか調子が狂ってイカン。朝、フツーに息子を幼稚園に送ってからバスに乗って出社。街中が当たり前の様に『平日として』動いているので何だか面白い。

 午後7時過ぎ、仕事を終えてから上海駅まで歩く。今日は地下鉄4号線に乗って开心果の3号店(浦東)で軽く打ち合わせがあったのだ。
 写真は久々に歩いた上海駅の駅前広場。

 東京にも『東京駅』がある様に、上海にも『上海駅』がある。正式には『上海火车站』と呼ぶのだが、私が上海に来た約 9〜10年前は、地下鉄は1号線と2号線の2本しか無く、地方から集まる長距離列車は基本的にココか『上海南駅』のどちらかに停まるしか無かったのだが、当時の南駅は非常に小さかったので殆どこの『上海火車駅』がハブステーションとなっていた。 新幹線ができる前の上野みたいな感じ?といったら近いかもしれない。
 今じゃ『上海南站』も武道館の様な巨大な円形ステーションに変貌を遂げたし、虹橋には空港かと思う程巨大な駅が出来たので、この火車駅もかなり人が減ってスムースに移動できる様になったが、当時は汽車に乗るのは命がけ?じゃないが、人が多過ぎて常にパンク状態だったので、本気で『おしくらまんじゅう』に勝たないと乗れなかった。たった10年で随分と変わるものだ。。。

 そして地下に潜って長〜い通路を歩き、地下鉄4号線の乗り場に到着。ココから4号線に乗るのは初めてなので結構新鮮だった。そして浦東まで一本、开心果の3号店は『塘桥』駅から歩いて5分程の所にある。

 到着したらSaxプレイヤーの前田さんが既に到着して飲んでいた。一緒に食事をしつつワイン片手に、ここの店長のタカさんと3人で色々と夢のある相談をする。

 夢だけでは生きていけないので、それぞれの得意分野を生かしつつ、ちょっとした取り組みを行って行く予定だ。…とは言え準備には時間がかかるので、結構先になっちゃうとは思うけどね。

 午後11時過ぎに3号店を後にして前田さんと二人でタクシーにのって浦西まで戻って来る。私はイツモの店で降ろしてもらい、前田さんはそのまま同じタクシーで帰られた。
 イツモの店に着いたら、2年くらい前に日本に本帰国された M岡さんが久々にお店に来ていてびっくり。どうやら出張で来ているらしい。いやぁ…懐かしい!元気そうで何よりだ。
 一緒に飲んでいらした、Ryoさんという方はボストンから来たピアニストらしく、色々と話をしていたら何と前田さんと知り合いだそうで「つい今さっきまで一緒に居たんですよ」と話をしつつ前田さんに電話してみたら、彼はわざわざお店まで戻って来てくれた。
 結局午前2時過ぎまでウヰスキー片手に1980年代の音楽談義に花を咲かせる。いやぁ…チョット飲み過ぎたかな? ま、今日は日曜日だから良いか(笑)