中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

WD Elements 2T (USB3.0)

 水曜日、曇りのち晴れ。今日の上海は暑かった。ガラス張りのオフィスで、しかもワタクシの席は窓側の個室なのでカナリ温度が上がった。まだ春ゆえオフィスのエアコンを入れても冷房では無く送風しか出てこない。仕方なくTシャツ一枚で仕事した。

 今日は久々に右脳メインで某楽曲の制作業務が中心。作家さんから詩が上がって来たのでミクに歌わせて尺や節回しの調整。大分使い方も慣れて来て、イイ感じに纏まった。

 そりゃそうと MacBook Airを使って仕事をしていると、やはりSSD容量の少なさが問題になる。ワタクシは限度最大の 512Gbyteまで搭載しているが、それでも足り無い。音楽屋さんは音源の類いが巨大だし(勿論SSDには殆どサンプリング系の物は入れずにソフト音源等を中心にベーシックな物しかインストールしていないが)、加え、先日切った Bootcamp用の Windowsパーテーションがやはり100Gbyte程度喰ってしまったので、それも容量逼迫の引き金になっているのは否めない。

 そんなワケで、今まで普段から WD製の外付けの2.5inch HDD/USB3.0の『1Tbyte』の物を持ち歩いていたのだが、この外付けも 1Tでは足りなくなって来たので困っていた。
 …とは言え、2.5inchでバスパワーじゃないと外で『イザ』という時に困るので、「1Tを2台持ち歩くか…」とか悩んでいたのだが、先般の一時帰国の際に、あっけなく解決した。
 今まで、2.5inchのHDDは高密度化しても 1Tが限度かと思っていたのだが、それはあくまで 9mm厚のハナシであって、そう言えば最近のサーバ用途のSASドライブで流行ってる 15mm厚の規格が有るじゃないか。そして最近ではSATAでこの 15mm厚のHDDが出ていて、コレなら 2Tの物がある!という事で早速購入してみたワケだ。確かに薄型化が進むノート PCでは 9mm厚じゃないと入らないが、外付けドライブならばケースをチョット厚くするだけで重さも大差ないからね。
 買ったのは WD Elements USB3.0 2Tのコレ。

 ベストチョイスでした。今まで持ち歩いていた 1Tの物と重さは殆ど変わらない上、速度が上がっていた。どうやらコレ、USB3.0へのコンバータ基板を HDD上に直接積んでいるらしい。Amazonで買ったのだが、HDDだけ単体で購入するより外付けのケースが付いてるコレの方が安かったので感動。
 ただ、今まで Airにインストールされいてる音楽用のアプリは、以前の外付けHDDを指定して、そこに音源をインストールしていたので、ディスクの名称が変わると参照しに行った際に「データの元ファイルが無い」と叱られてアプリが立ち上がらない事があるのだが、コレをイチイチ全てのアプリについて参照先の変更を登録するのがウンザリしたので(…というより、出来ないアプリもあったので)色々悩んだのだが、コレもあっけなく解決。
 なぁに、新しい HDDのディスクの名前を今まで使っていた古い外付けHDDと『同じ名前』にするだけで解決できた。Windowsではパス指定にドライブレターを使うが、Macは任意で付けるドライブ名で、結局アプリ側ではドライブ名を含むパス情報だけしか見ていないらしい(笑)いやぁ…簡単に解決できて良かった。
 でも折角容量が 2Tになったのに "○×△1T"という名前がついてしまったこの子が若干不憫ではあるが(苦笑)