中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

イベント本番2日目

 本番2日目である。朝6時起床で準備して会場に向かう。昨日のトラブルを踏まえ念入りに慎重に確かめながら、予想しうる全ての事象に対応できる様、柔軟にセッティングをする。
 そして本番、今回オケはタンデムで2台同時回しで挑んだ。まずは SNH48(N組)の皆様。


 昨日の S組の皆様とメンバーが全然違うからか、ちょっとだけショーも違って見えた。お客様の声援が凄く大きくてビックリ。会場全体が唸っていた。70年〜80年代のアイドルのコンサートみたいだ。中国のこういったイベントで日本と最も違う点は、ほぼ全員がカメラを持って写真を撮りまくってる事だな。まぁ今回は禁止していないので別に良いのだが、禁止しているイベントでも撮りまくる輩が多いのは確か。やはり肖像権とかそういう部分の意識がまだまだ低い。

 そして続いては、日本から『アフィリア・サーガ』の皆様とプロデューサーの志倉千代丸様。写真はアフィリア・サーガの皆様。この時点で会場の熱気で多分30度近かったと思う。ステージ上は照明の関係でもっと暑い筈で、そこで衣装を着て 20分以上ほぼノンストップで踊り続けた彼女らは本当に凄いと思った。日本の子の方がやはりダンスにキレがある。

 続いては『でじたろう』さんこと、ニトロプラスの小坂社長と脚本家『虚淵玄』さんのトークショー。中国でも非常に人気が高く、会場は一種独特な異様な熱気に包まれていた。

 そして幾つかのイベントを挟んで、WCS『ワールドコスプレサミット』が行われた。中国でもコスプレ人気は非常に高い。



 何だか大道具みたいなのも自分たちで作って持って来るので『欽ちゃんの仮装大賞』みたいで面白かった。

 そんなこんなで全演目無事終了。今日はトラブルらしいトラブルは無く、無事に終えられたので非常に良かった。昨日の来場者は 12,000人を越えたらしいので、今日は昨日よりも入っていたのでトータルで多分2万人は越えたと思う。
 ご来場頂いた皆様、本当にありがとうございました!