中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

中国の 5GHz帯を利用する WiFiは 149ch以降なので注意が必要

 今日は国慶節最終日、妻との約束で今日は丸一日息子の面倒を放棄して完全なる休暇にさせてもらった。いやぁ妻に感謝である。
 最近ウチで今までフツーに使えていた WiFiアクセスポイントの調子が 5GHzの方だけ何故か調子が悪くなり、酷い時は 2.4GHzの半分以下の速度しか出なかったりするので、アチコチ設置位置を変えたりして研究していたのだが、どうやらハード的に完全に潰れてしまったらしく、もう諦めて新しいルーターを買いに行く事にした。
 本日購入したのは、中国 TP-LINK社製の TL-WDR7500というモデル。どーせなら…という事で同社のフラッグシップモデルにした。…とは言っても 480元(約 8,000円)である。まぁ日本で売ってるルーター(フラッグシップ機)に比べれば安い方だ。でも箱は巨大だった。

 ウチの上海自宅では、日本の実家に置いてあるサーバとの間で VLAN切って VピーN接続している関係で、ちょっとした SOHOの会社レベルに結構細かくルーティングしており、ルーターは既に日本から持ってきた有線のを利用しているので、実は WiFiルーター機能は必要無くて、単なるアクセスポイントとして利用したいのだが、中々民生機でアクセスポイント専用機は売っておらず、結局無線LANルータの中で選ぶしか無かった為、こ〜んなアンテナだらけの不格好なモノになってしまった。天井に近い壁に設置したら…何コレ『蟹』?

 アンテナ6本も必要なのかねぇ…と一瞬躊躇したが、考えてみたら昔、某 NEC系のシステムインテグレータ企業に勤務していた頃に良く使っていた CISCOの APが強烈に良かった記憶があるので(アレも6本アンテナ)まぁ試しに使ってみようと思ったワケだ。

 し・か・し!!! 面白い罠があった。ワタクシの MacBook Airは勿論 802.11nの 5GHz帯は使えるのだが、この Macは日本で購入したマシンな為、ナント受信チャンネルが日本仕様なのだ。
 中国では、一般的な 2.4GHz帯は世界共通仕様なのだが、5GHz帯を使う WiFiは、149ch〜165chという、日本では認められていない非常に高い周波数帯の使用が法律で定められてるため、無線ルーターもこの周波数しか対応しておらず、故に日本で売っているパソコンでは無線仕様が異なるため 5GHz帯での接続はできないらしい。(今まで使っていたルーターはユニバーサル仕様だったので設定で変更する事が出来たので問題無かったが、まぁ逆に言えば今までプチ法律違反をしていたワケだ(汗)そりゃどーりでチャンネルが空いていたワケだ)
 いやぁ…コレに気付くまでに4時間くらい無駄に時間を費やしてしまったが、でもまぁとにかく理由が判ってスッキリした。
 結局 MacBook Airで 5GHz帯は使えなくなってしまったが、中国で購入した私の iPhone5と、それにウチにある2台の iPadからはちゃんと 5Gで繋がるし、Airもこのルータに変えてから、2.4GHz帯接続なのに何故か以前のルータの 5GHz帯よりも速度が出ているのでヨシとしようと思う。

 さて、明日から平常勤務。気合いを入れ直して頑張ろう!
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