中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

ローカル店でビフテキ(死語)

 金曜日である。明日は国慶節の『振り替え出社日』なので、例によって全然週末感の無い金曜日である。仕事は先週のイベントの後処理やら纏めやらと、来週のイベントの準備とでナニゲに忙しい。しかも新しいオフィスに引っ越してから色々と自分の机のレイアウトが変わったのでまだ細かい部分で最適化されておらず、何かと配置変更やらケーブルの引き回しやらをしながら仕事してるので尚更である。
 人間って面白いな…と思うのは、例え会社の席でも、必ず『住みやすい自分の城』を作るんだよね。ウチのスタッフを見ていても、机を見ると皆それぞれ『性格』が出ていて面白い。かくいうワタクシも自分の机の配置には結構コダワる方で、コレが決まらないと落ち着いて仕事できない程なのだ。本来ドーデモ良い事なのにコッチの方に時間かけちゃうからアフォである。

 さて、新オフィスは結構ローカル店が立ち並ぶエリアなので、食べ物も必然的にローカルになるのだが、まだまだ色々な店に行っては試しているのだが、今日入った喫茶店みたいな店は面白かった。
 店内はこんな感じで、いわゆるローカルな喫茶店である。

 そこで、今日頼んだのは『铁板牛排套餐』(ビーフステーキ定食)32元。今のレートだと550円くらいなので、ローカル店にしては結構高い部類だ。鉄板ジュージューで蓋を被せて出てきた(笑)死ぬほど油がハネていた。蓋を取ったらこんな感じ。

 見た目もパッとしなかったので全く期待せずに食べ始めたのだが、肉がナイフで全然切れないから固いのかと思ったら、口に入れたら超柔らかい!単純にナイフの刃がダメダメで切れないだけだった(苦笑)しかも味は意外とマトモである。見た目と味がこんなに違うのも珍しい。いやぁ…ローカル店は中々楽しい発見があって面白いですな。
 どーでも良いケド『ビフテキ』って死語だよね。でも何だかこういう鄙びた茶店で食べるコレこそ、まさに昭和の『ビフテキ』な気がして一人で食べながらニヤニヤと笑ってしまった。
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