木曜日、雨。なんだか冴えない天気が続いている。今日も今日とて色々忙しかった。写真は関係ないが毎朝出社時に近くのコンビニで買う飲み物2つ。何度も買いに行くのが面倒なので一気に2つ買っている。
さて、先日の旧正月に合わせてノートPC (MacBook Air)のOSを 10.10(yosemite)にアップしたのだが、音楽周りのアプリは日々少しずつ『気付いたときに足りないプラグインをインストールする』という方法でほぼ元通りになってきたのだが、本日、映像関連アプリに手をつけた所、大きな罠に気付いてしまった。
なんと FinalCut Pro Xが、OSをアップした関係で、勝手に 10.1.4まで一気に上がってしまったのだ。フツーに起動する際は特に何とも思わず、ただ「AUプラグインでエラーが出るのが一つあるなぁ」と呑気に構えていたのだが、
こんなエラーメッセージは、まぁドーデモ良い事なので放置して、暫く待っていたら、起動後の画面が真っ黒!今まで作ったプロジェクトが全部からっぽ!!!!!
えーーーーーーーーーーーーーーーーーー!?!?
これにはサスガに驚いた。普通ならば、自動的に全ての HDDをスキャンして『FinalCut Project』フォルダと『FinalCut Event』フォルダを勝手に見つけてリストアップしてくれる筈なのだ。
しかし手動でアサインしようとしても、HDD上にデータは存在しているのに一切読み込む事ができない。約10分ほどウンウン唸って調べたら、恐ろしい事実を発見してしまった。
なんと、FinalCutは 10.0 → 10.1にアップデートした際、データの扱い方が根本的に変わるらしい。つまり一度全データのコンバートをしなければならないとの事。しかも、一度コンバートしてしまったら、元の 10.0の環境からは読むことができないそうな。。。なんじゃそりゃ!?
もし MacBook上で作ってある(会社に置いてある thunderbolt HDDの)データをコンバートしてしまったら、家の MacProでは編集する事はおろか、開くことすらできなくなってしまうのだ。いやぁ…こりゃ困るわぃ。
何故今までこの事実に気付かなかったか?と言うと、今まで OSX 10.8を使っていた為、FinalCut Pro10.1の最低条件を満たしていないから自動的にアップデートされなかったのだ。(FinalCutPro 10.1は OSX10.9以降のみ動作)
結局、ずーっと夕方まで色々と考えて、帰りの地下鉄の中で一つの結論に達した。
やはり自宅の MacProも OSを 10.10にアップして、FCPXを 10.1に上げるしか無さそうだ。…とは言え、メインの音楽業務を考えると、今使っている古い環境(ProTools10(RTAS)等)などを消してしまうと、後々困る(この業界、忘れた頃に昔のPJの修正が発生する)ので、現在の MacProに積んである Macintosh HDをそのまま取り外して永久保存する事にした。つまり、起動ハードディスク丸ごと保存するので、いつでも MacOS 10.8 + ProTools10(RTAS環境) + Logic9(32bit) + FinalCutPro 10.0の環境に戻れる様にするわけだ。
しかし、別 HDDに保存してあるFCPXデータフォルダを 10.1用にコンバートしてしまうと、元の FCPX10.0環境からは読めなくなるらしいので、今までのイベントフォルダとプロジェクトフォルダも丸ごと Macintosh HDにコピーしてから取り外す事にした。
本日はコピーのみ。コピーするだけで数時間。。。。いやぁ…こりゃ大変だわホント。
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