中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

Open CL

 金曜日。くもり、なんだか底冷えがする一日だった。
 帰宅後はペンディングにしていたグラボ(Radeon R9 290)をニューマシンに入れて Open CLのベンチマークを取る。
まずは、内臓GPUIntel HD Graphics4600)

 スコアは 378。まぁ CPU内臓のグラフィックチップなのでこの程度だろう。

 そして次は、WQHDディスプレイ表示用(メイン)にディスプレイポート付きの Nvidia GeForce GTX 750ti。

 スコアは 840という事で、CPU内臓のチップの倍以上の性能だった。

 最後は本命の AMD Radeon R9 290。

 いやはや桁違いですな。2昔前とは言え、このスコアは立派である。やはりOpen CLは Radeonが強い。

 色々とマザボの設定と config.plistの設定に苦労したが、CLOVER環境の私のマシンでは、結局 Radeon R9 290はグラフィックエンジンとしてのみ搭載してディスプレイ使用はせず、実際のディスプレイ表示は私の環境で唯一 DisplayPortから WQHDが出せる nVidia GeForce GTX 750tiを単なる『口』としてのみ使用する事にした。
 書くのは簡単だが、この様に動作させるのは実は非常に難しく苦労した。結局マザボの SLOT1に 750tiを、SLOT2に R9 290を差し、Biosで、SLOT2から起動する様に設定。そして R9 290の方に HDMIをダミーで刺しておき、CLOVERブートローダを出し、その後周波数変更がかかった時点で、nVidiaのドライバがフックして 750ti側に引っ張り上げる様にした。
 色々実験して、ようやくR9 290のエンジンを使いつつ 750tiの DPポートに繋がっている WQHDでメインモニタを利用する事に成功。大変だったが当初の目論見通りかなり素敵なマシンに仕上がった。

 もちろんアプリ側で対応していれば…だが、OSX上で3つのグラボのエンジンを同時に使う事も可能だ。LuxMarkは対応していたので、ちょっと実験してみたら、今まで見た事ない様なハイスコアが出た(嬉)

 Macでここまで出来ると、やはり楽しい。

 午後9時過ぎから、イツモの店に出かけた。実はコーヘー君が今上海に遊びに来ているらしいので、折角だからコーヘーくんとマサくんと3人で飲む約束をしていたのだ。
 色々と音楽談義で盛り上がり、気づけば午前1時半。中々濃いい一日だった。
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